BoeingとVisaの投資成果対決(両銘柄ともデュオポリ銘柄)
①配当
Boeing
2008年1月2日のBAの終値$45.25で100株購入すると、投資コストは$4525。
2008年度の配当金額は、$1.6/株×100株=$160。
2008年度の年間配当率は、$160/$4525=3.5%。
10年間持ち続けて、2018年度の配当金額は、$6.84×100株=$684。
2018年度の年間配当率は、$684/$4525=15.1%。
Boeing株を過去10年持ち続けると、年間配当率(2008年の投資金額ベース)は3.5%から15.1%に上昇(4.3倍)。
Visa
2008年3月26日(IPO)のVの終値$56.52で100株購入すると、投資コストは$5652。
2008年度(IPO日から1年間)の配当金額は、$0.1052/株×100株=$10.52。
2008年度の年間配当率は、$10.52/$5652=0.18%。
10年間持ち続け、株式分割を考慮すると、2018年度の配当金額は、$0.88×100株×4=$354。
2018年度の年間配当率は、$354/$5652=6.2%。
Visa
2008年3月26日(IPO)のVの終値$56.52で100株購入すると、投資コストは$5652。
2008年度(IPO日から1年間)の配当金額は、$0.1052/株×100株=$10.52。
2008年度の年間配当率は、$10.52/$5652=0.18%。
10年間持ち続け、株式分割を考慮すると、2018年度の配当金額は、$0.88×100株×4=$354。
2018年度の年間配当率は、$354/$5652=6.2%。
Visa株を過去10年持ち続けると、年間配当率(2008年の投資金額ベース)は0.18%から6.2%に上昇(34.4倍)。
配当額だけで見ると、$4525の投資で10年後の配当額が$684のBoeingのほうが、$5652の投資で10年後の配当額が$354のVisaよりも多くの配当額をもらえていることになります。
しかし配当の増配率はVisaがBoeingを圧倒していますので、更に10年後には絶対額でBoeingはVisaに抜かれる可能性もあります。
②株価
2008年1月2日のBA株価$45.25で、2019年2月26日は$426.77で9.4倍(10倍株まであと一歩)。
2008年3月26日(IPO)$56.52で、2019年2月26日は$147.04の株式分割調整で$588.16で10.4倍。
Visaが僅差で逃げ切りましたが、互角レベルの投資成果です。
③結論
Boeing、Visaのどちらか、または両銘柄を「長期投資されていた方」、羨ましい限りです。
やっぱ、デュオポリ銘柄(AirBus、Mastercard)いいわ。
株式は、自己責任と共に。
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