2019年2月26日火曜日

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連続増配銘柄PG、JNJを2008年から持ち続けて、今の年間配当率は?

2008年1月2日のP&Gの終値$72.31で100株購入すると、投資コストは$7231。
2008年度の配当金額は、$1.55/株×100株=$155。
2008年度の年間配当率は、$155/$7231=2.1%。
10年間持ち続けて、2018年度の配当金額は、$2.8412×100株=$284.12。
2018年度の年間配当率は、$284.12/$7231=3.9%。
P&G株を過去10年持ち続けると、年間配当率(2008年の投資金額ベース)は2.1%から3.9%に上昇(1.85倍)。
そして株価は10年で$72.31から$99.57へ(1.37倍)。

同じことを56年連続増配銘柄Johnson&Johnson(JNJ)で検証してみる。

2008年1月2日のJ&Jの終値$65.91で100株購入すると、投資コストは$6591。
2008年度の配当金額は、$1.795/株×100株=$179.5。
2008年度の年間配当率は、$179.5/$6591=2.7%。
10年間持ち続けて、2018年度の配当金額は、$3.54×100株=$354。
2018年度の年間配当率は、$354/$6591=5.3%。
J&J株を過去10年持ち続けると、年間配当率(2008年の投資金額ベース)は2.7%から5.3%に上昇(1.96倍)。
そして株価は10年で$65.91から$136.20へ(2.06倍)。

これらは、10年間ずーっと持ち続けての投資成果です。
J&Jですら直近10年間で株価2倍です。P&Gは2倍にすらなっていません。
直近10年間は、株価だけをみればP&Gの投資が成功したとは言えないかもしれません。
配当目的であれば、J&J、P&Gでもどちらでも大した変わらない成長率です。

世間一般の優良銘柄に投資して得られる成果は、良くてこの程度と私は考えています。
10年で株価2倍が凄いと思うか、大したことないと思うかの違いで、株式投資に対する投資期間の考えに差が出ます。

ダウ銘柄のなかには、ボーイングのように直近10年間で飛躍した株価成長を成し遂げた銘柄もありますが、J&J、P&Gは、そこまで飛躍しませんでした。

バフェットは、コカコーラ・アメリカンエクスプレスを何十年保有し続けていると思います?

株式は、自己責任と共に。
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