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2024年11月9日土曜日

記事

住民税払っているのに住民税非課税世帯扱いされる理由。

配当生活している人、
とくに特定口座(源泉徴収)でやりくり出来ている人は、
住民税非課税世帯の対象になる可能性が十分あるはず。

自分から住民税非課税世帯の申請をするわけでもなく、
お住いの市役所(区役所)から、
あなたは「住民税非課税世帯」扱いされるだけなんだよね。

ただ、ここで一つの疑問が浮かぶ。
口座からの源泉徴収で配当生活している人は、
源泉徴収で住民税5%を即払いしている。
勤め人だと、前収入に応じての翌年払いなのに。

なのに、なぜ「住民税非課税世帯」扱いなんだよ?、と。

俺なりの解釈と推測なので、
間違っている可能性は十分あるので、
そこは配慮して読んでね。

源泉徴収は見方を変えれば、
確定申告しなくても良い見返りとして、
即座に5%徴収する制度。

年度の総収入すべてを、
特定口座(源泉徴収あり)の配当(多分、譲渡益も)で
済ませられるなら、確定申告書を提出しない、
ことも可能である。
その場合、
「確定申告書を提出しない」と言うことは、
建前上、所得がゼロなので、
確定申告する必要が無かった人扱いされる。

確定申告がなかったので税務署は市役所(区役所)に
確定申告なかったこと(所得ゼロ)が通知される(はず)。
証券口座からの源泉徴収の情報はたぶん、
市役所(区役所)には届いていないんだろう。
よって、所得ゼロなら課税できないので、
住民税はゼロだね、
よって、「住民税非課税世帯」扱いされる。

証券口座の源泉徴収というのは、
実はこの点で優遇されているんで、
いずれ是正が入る可能性は十分ある。
っていうか、おかしいだろう、これ。

勤め人の給与からの税金、社会保険料の源泉徴収に、
このような恩恵はない。

勤め人は源泉徴収で所得税先払いして、年度末に年末調整しているんだよ、所得税を。
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2024年6月9日日曜日

記事

まずは「源泉徴収制度の廃止」。全国民確定申告にして、税金の仕組みを理解させるようにすることから。

前の記事でも言ったと思うけど、
そもそも、日本国民は税金を事前に良く知らないで、
社会人になる。社会保障も然り。

俺なんかは、
初めて給与をもらった際、
給与額と手取り額の差額を知って、
こんなものかと。
たしか、先輩社員が、
「住民税は来年から徴収されるから、昇給と帳消し」
みたいな助言があったような。

税金ですら、この程度だから、
社会保障関連の雇用保険、健康保険、年金なんかは、
もうほとんど仕組みを知らずに、
徴収されている額が正しいんだろう、
ぐらいのレベルだったな。

今では、ネット界隈でそこら中に情報が溢れているから、
当時に比べたら情報入手は容易になったけど、
源泉徴収されたら、正直、自分から調べようとは思わない。

恥ずかしい話だが、リタイアして、
自分で税金やら社会保険保障を調べて、
申告不要制度のメリットを生かすために、
確定申告をして初めて、そこらの仕組みを知ったからなぁ。

勤め先の企業が、
従業員の税務、社会保障費の計算をして納付するって、
考えてみれば、それ企業のやることなの?
って思ってしまうし、
従業員の家族構成などのプライバシー情報って、
本来、勤め先に伝える必要があるもの?
企業の総務人事に筒抜けじゃん。
新築で転勤ねの、あるある、です。

証券口座も銀行口座も源泉徴収で済ませば、
確定申告不要になる。
便利と言えば便利な側面もある。

税金や社会保障費用は、
源泉徴収で給与から引かれるものと考えるより、
自分から計算して年度末に支払うもの、
に変えるほうが減税、社会保障費削減よりも先だろうと、
俺は思っている。

税金などは自ら支払うもので、
支給されるものから引かれるものじゃないんだけどな。

国からしたら、源泉徴収のほうが取りパクれないから、絶対に譲らんだろうな。
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2023年7月16日日曜日

記事

通勤手当に課税なら、インフレ手当はどうだった?_もう手当などで給与かさ上げするやり方辞めたらと思う。

ちょっと、今日は荒れ気味になるのでご容赦を。

日本の給与明細みると、○○手当、税金、社会保険費、組合費など
多種多様の明細項目がある。
もう、どういう計算がされているか全くもって不明。

そして、最終的に手取り額はこんなものか、
と漠然としないまま受け入れざる負えない。

まず第一に、給与から税金、社会保険費を
天引きされる仕組みは本当に頂けない。
納税者が税金計算をしないで、
会社がやってくれるもんだから、納税感覚がマヒする。
勤め人納税者は、自分が納税する額を自分で計算しないもんだから、
それに慣れてしまって、会社人生を全うする。

給与の40%近くが税金、社会保険費で天引きされるといっても
自分で計算していないんだから、確認すらできない。
会社に飼い慣らされてしまう習慣の一つ。

そして、あなたの個人や家族情報は会社に筒抜けになる。
新築建てたら、転勤命令ね、はあるあるの世界。

それと、各種手当の多さ。
インフレ手当どうなったんだろうね?
勤め人の住む場所、家族構成で手当てに違いが出てくるのはなぜ?
年功序列から能力評価主義に給与体系を変更するなら、
なぜ、各種手当てを廃止しないかも不思議。組合への配慮?
業務遂行能力と住む場所、家族構成に相関性があるとは思えん。

公務員の期末手当とか、皆勤手当ても、なんだそれ、なんだけどね。
皆勤したら手当、予算余ったから期末手当、その感覚がわからんわ。
予算余ったら、翌年繰越か、返納だろう。もとは税金なんだから。

国が少子化対策で実施する子供、教育手当には賛同するが、
会社が同じようなことをすることはない。

あと、賞与もやめて、すべて基本給一本でやれば、
すべてすっきりする。相当な暴論だけど。

日本の賞与って、月給の数か月から半年以上だったりと、
結構幅があるわけで、年収に直すと、これ結構ぶれ幅でかくない?
経営陣からすれば、今後も考えて、基本級の昇給抑えて賞与で賄おう、
と考える。今年は景気が良いので賞与で、となる。
だから、基本給の上昇が今まで抑えられていたんだ、と思うけどな。

インフレ手当するぐらいなら、基本給あげればよいのに、と思うんだが。
一度上昇したインフレ分はなくならんのに。

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2023年4月19日水曜日

記事

新NISAとの引き換えの金融所得課税強化の話は聞かんけど?_配当が累進課税されたら...

裕福税とか、金融所得税の強化の話題が一時期報道されていたが、
近頃はさっぱり聞かなくなった。
新NISAの改善に伴い、飴と鞭のやり方で、
現在の金融所得課税20.315%から上昇するのかと思ったら、
今のところ、音沙汰無し。
逆に、社会保険の類の上昇はいつも通りの既定路線で実施されている。
金持ち優遇は変わらず。だよな。
個人的には、廃止予定されている申告不要制度の継続を望むけど。

結局、裕福層の課税強化は、たびたび話題にはなるのだけど、
なかなか強化されない。

仮に、金融所得課税を現在の固定率20.315%から
総合課税の累進課税5-45%にしたらさぁ、
口座複数あるから、毎年、確定申告になる。

申告不要制度が廃止になったら、確定申告せずに、
証券口座からの源泉徴収で済ませるんで、
もう確定申告しなくてもいいんだ、と思っていたから。

まぁ、申告不要制度が廃止で、
確定申告が不要になる、ってコントだよな。

毎年の配当金の合計額によって、累進課税適用されたらと思うと、
結構きつい現実が。

相当額の配当金貰っても、最高45%課税されたら、手取り55%。
米国株の外国税10%を加味したら、0.9×0.55=0.495なので、
米国株配当の半分以上税金でとられる。悪夢だな。

ごめん、まず謝る。
配当で4千万円以上はそうないので、そう悩む話しでもない。
盛った話しですまん。
資産が一億円でも年間所得1億円の壁はデカすぎ。

税制調査会の人たちって、裕福層多そうな気がするけど...
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2021年11月21日日曜日

記事

金融所得課税強化が蒸しかえるのは、金融所得課税に旨味がある裏返し。

金融所得と言っても、
一般の人は「なんじゃそれ」ってレベル。

預金利子が数%ついていた
昭和の時代ならまだしも、
現在、利息なんか付かないに
等しいレベルだから、
金融所得と言われても
俺には関係ない、
と思っている人が大半だろう。

超裕福層から課税すべきだと言っても、
彼らは「大金持ちの低収入」を装っている。

バフェット氏の年収は
10万ドル程度と言われている。
でも、保有資産は莫大。
そりゃそうなるわな、
低迷していた時に投資して、
アメックス、コカコーラ売らずに
保有し続ける分には、
今まで課税されないんだから。

世界の長者番付を見ても、株式長者が多い。
彼らは保有株を売らない。
売らずに、保有株を担保にして
借金するほうが得策と考える。
借金の金利よりも稼げる術を
持っているから、借金する。
いつでも返せる借金をしている。

言ってみれば、
現金自体は何も生まないから、
金融商品を買うか、
自ら投資するかを選ぶ。

金融所得課税強化で
焦点になっているのは下記の2点。
・株式売却益20%からの増税か、
 もしくは累進課税適用
・含み益に対する課税適用

労働での年収1千万円で、
所得税33%に住民税が加算される。
株式投資益で年間1千万円で、
20%ちょっとの課税で済ませられる。

労働でヘロヘロになって
得た収入の課税率のほうが
投資益よりも大きいのであれば、
そりゃぁ、文句も出るのは当然。

ただ、文句を言うぐらいなら、
金融所得に挑戦してみたら、とも思う。

なぜ、多くの人は投資しないのかって?
株式投資が労働収入よりハイリスクだから。

投資益ださなきゃ課税されない、のもメリットかもね。
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2021年11月11日木曜日

記事

含み益に税金だと、複利効果が台無し。r>gだって再考が必要だろう。

一時、「含み益に課税」がトピックになった。
これやられると、税金払うために
株式売却せざる負えない状況に陥る。

しかし、含み益に課税といっても、
実際に運用できるか、ムズイんじゃない。
含み益への課税単位がはっきりしない。

銘柄単位でするのか、
それとも証券口座単位、
所有している全銘柄の含み益・損の合算でするのか。

それに課税タイミング。
3月末の株価で評価するのか、それとも12月末。
含み益は1日で達成するものじゃないから、
特定日に課税するのって、
その時点で含み益が出ているか、
もう運次第な訳。

節税対策として、一時的な含み損状態にする
輩も出てくるだろう。

毎年、含み益に2割課税されたら、たまらんわな。
毎年、含み益が1割増えた場合で検証すると、
5年後には、1.31倍程度になる。

1.1→1+0.1×0.8=1.08
1.188→1+0.188×0.8=1.1504
1.26544→1+0.26544×0.8=1.212352
1.335872→1+0.335873×0.8=1.2668...
1.393556736→1+0.393556736×0.8=1.314845...

これが含み益課税なしの5年後に利確だと、
1.48倍越えになる。

1.1
1.21
1.331
1.4641
1.61052→1+0.61052×0.8=1.488408

余談だが、
不動産だと利益が出ているか、
にかかわらず持っているだけで、
固定資産税が課せられる。

そう考えれば、含み益に課税はまだましかも。
下手すれば、不動産と同様に、
株式保有者は持っているだけで、
変動資産税?
が課せられるって言う将来も考えられなくもない。

ピケティのr>gについても、
資本収入のほうが労働収入より課税が
優遇されているからじゃねぇ、
と思ってみたりする。

投資設備には減価償却が認められているのに、
労働者の資本体力には減価償却が認められていない。
そこまでいくと、脱線し過ぎだな。

株式投資は労働収入よりも、ハイリスクだと思っている。
折角、ハイリターンが出るのも
リスクを背負っているからであって、
毎年課税されたら、
株式投資辞めようかな~位、
は候補に挙がってくる。

含み益って、自由に使えない現金みたいなもの、それを先に課税するっていうのもな。
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2021年10月9日土曜日

記事

仮に配当増税で、米国株配当は40%も取られるの? それよか、総合課税はどうなる?

米国株の配当を受け取る際、
外国税で10%、
国内税で20.315%(所得税15.315% ※1、住民税5%)
が源泉徴収される。

特定口座の源泉徴収ありなら、
30.315%取られている。
結構デカイ、今でも3割以上取られている。
このせいで、
配当が重要視されなかったり、
配当は効率が悪い、
と言われる根拠だったりする。

1億円の配当だろうが、
100円の配当だろうが、
配当の国内税率は固定の20%越え
でも、これは分離課税制度を利用した場合の話。
累進にすべしと思うかもしれない。
気持ちは理解できる。

誤解を承知で簡単に言えば、
貴方の所得が、
給与と配当だけなら、
所得税率は
給与は累進課税、
配当は固定20.315%
で分離して課税しましょう、
って言うのが
申告分離制度と思っている。

それを総合課税では、
給与+配当まとめた額で累進課税しましょうっていうのが、
総合課税と思っている。

申告分離制度で配当に関して
一旦20%税金徴収した額が、
総合課税にしたことで、
戻ってくる可能性がある。

195万円以下なら所得税率5%で配当控除10%、実質0%。
330万円以下なら所得税率10%で配当控除10%、実質0%。
695万円以下なら所得税率20%で配当控除10%、実質10%。
900万円以下なら所得税率23%で配当控除10%、実質13%。
1,000万円以下なら所得税率33%で配当控除10%、実質23%。

税率の数値は年度によって変更する可能性があるので、
あくまで目安程度に。

分離課税制度での増税が一人歩きしているが、
心配すべきは総合課税の見直しがあるのか、
ないのかに関心がある。

無職配当だけの所得で900万円以下なら
総合課税のほうが有利に見える。

ただ、それほど簡単でもないのが、
住民税も考慮しなきゃいけない点。
総合課税にしたことで、
社会保険料もろもろ上昇する可能性もある。
まぁ一応、
所得税では総合課税で確定申告、
住民税では申告不要
の手段があるけど。

あと、繰越損益をどうするかの要素も加わるから、
あ~もうダメポ。

もう、俺の頭はここらあたりでパンクしている。
税金の仕組みは本当にムズイというか、
理解するのが大変な作業。

このブログ記事、
正しいこと書いているのかも怪しくなってきた。
その位、税金ってわかりずらい。
1月ぐらいから「税金のことやらなきゃ」と思い始める。

最後に、
上記の見解は、税務に関して素人のたわごとだから。
間違っている可能性もある。
正しい理解は税務署とか税理士に聞くのが正解。

面倒でも税金だけは、きちんとしないと。税金のために海外移住する気持ちが分からないでもない。
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2021年10月4日月曜日

記事

キャピタルゲイン増税する位なら、経済成長して税額増やせば、と思う。

キャピタルゲイン増税検討が
日米ともニュースになっている。

金融所得×税率=税収額

俺が勝手に上の式を思いついたのだけど、

税収額を増やしたいなら、
金融所得増やすか、
税率上げるか、
それとも両者上げるか、
のどちらか。

増税検討に入ったとの報道で
日経平均株価が下落したのなら、
それだけで税収はもうすでに下がっている。
増税するとわかって、
投資が盛んになるとは思えん。
一旦は控えるでしょう。
加えて、そこから税率を上昇させても、
税収額がもとに戻るだけ、
と思うのは、
浅はかな考えだろうかねぇ?

金融所得下げて、
増税しても、
税収額増えんだろう。

金融所得↓×税率↑=税収額→

仮に「金融所得の減税検討」に入っていたなら、
株式投資が盛んになって、
日経平均株価が逆に上昇したら?
税率変えなくても、
税収額が増えるんじゃないの?

金融所得↑×税率→=税収額↑

これ、減税しなくても、
検討するだけで税収額が増えるじゃんって。

一時的に、
配当の税率が10%だったころがあるんだけど、
今は20%に戻って、さらに税率上げるの?
せっかく日経平均3万円到達したのにね。

成長すべき産業はと聞かれて、
「スタートアップ」って。
ITをイットと読むのを
思い出させるほどだなぁ。

俺馬鹿だから笑えないけど、
周りがフォーロしないものかねぇ。

申告分離制度もどうなることやら。
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2021年9月26日日曜日

記事

含み益に毎年税金がかからない、これ最大の喜び。

不動産投資の何が面倒かというと、固定資産税。
不動産持っているだけで、税金かかる。毎年。
まぁ、リート投資と言う手もあるけど。

その点、株式長期投資で
最大のメリットを享受できるのは、
含み益に毎年税金がかからない点。
含み損にも税金はかからないけどね。

もう一度言うぞ。
含み益に毎年税金がかからない点。

不動産投資だと、
土地の値段が跳ね上がれば、
固定資産税も上昇する。
土地売却していないのに、
税金だけは毎年上昇する。
いずれ、税金払えずに、
土地売却する羽目なんて、笑えない。

これが株式の長期投資だとまるで違う。
含み益が増え続けても、
毎年、資産税を払う必要がない。

払っていないから、
気にしないけど、
これすごいメリット。

売却まで税金払わなくていい、先延ばしできる。
唯一、毎年払う税金と言えば、配当金だけ。
無配株なら、税金かからないで過ごせる。

土地の評価額なんて、
年に一度開示されるだけなのに
それだけで固定資産税課せられる。

株式なんか、ほぼ平日、
株価で常に評価されるのに、
資産税課せられない。

なぜだ?
べつに知りたくもない。

とにかく、資産税が課せられないのは好都合。

極端な具体例で言えば、
アップルの株価が500倍になっても、
売却しない限り、
税金課せられないで過ごせる。

仮に保有している土地の評価額が500倍になれば、
どんだけ固定資産税増えるんだ?
となる。

土地成金より株式長者のほうがいいな。

まずは、含み益を増やし続けることが先決。
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2020年11月8日日曜日

記事

含み益は『毎年税金が引かれない』、これこそが長期投資の醍醐味

税金で2~3割近く引かれるって、結構大きい。

配当再投資の検証シミュレーションで税金を考慮しないのが多すぎ。
米国株配当の税金では3割引かれる前提で検証シミュレーションをすべき。
利確すると、その年度では投資益には税金が差し引かれる。

極端な具体例で説明すると。
株価が毎年2倍になる銘柄(素晴らしい!)があったとする。
言い換えれば、投資元本が2倍になる想定と変わりはない。

①10ドルで始めて10年間、毎年投資で利確した場合
 10年後の利益は、$830.12となる。
 10年間支払った税金の合計は、$859.71。
 10年後の投資利益よりも10年間支払った税金合計額のほうが多い。

②最初の10ドルの投資で10年後に初めて利確した場合
 10年後の利益は、$7,161となる。支払った税金は$3,069。
 

今回の例では、税金3割の凄さを強調するために、10年株価1,000倍で検証した。
売買もやり過ぎると、税金で投資利益以上を持っていかれることもある訳。

10年持ち続けようと思った銘柄で株価が上昇基調なら、
10年持ち続けるほうが得策だろう。

ズームを200ドル台で買って今は株価2倍以上になった。もう利確する?
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2020年10月3日土曜日

記事

長期投資は無課税の間にどれだけ稼げるか、の見方

S&P500の指数ETFが過去実績8%だろうが、それは理論上の数値。
現実の利回りはもっと低い、
なぜなら「税金」を全く考慮していない。
だから、人生設計で米国指数の実績投資利回りを参考にしてシミュレーションするなら、
最後の年には、含み益に対して20%の税金を差し引いた額で見積もるべき。

含み益が膨大でも、それを現金にした時点で、税金が課せられる。
加えて、個人の収入状況次第では、社会保険料など、
もろもろ一気に跳ね上がる可能性もある。
税金によっては、翌年度に催促がくるからね。
大儲けと言って、使い切ったら、あっという間に差し押さえ。

「含み益を温存しておけば、今の税制なら、その間の含み益は税金が課せられない。」
これが最大のアドバンテージでもある。
言い換えれば、長期投資は無課税の期間を延ばすことでもある。
配当は支払いの度に課税されるので除外。

アクティブファンドが、指数ETFをアウトパフォーム出来ない理由のひとつは、
売買をし過ぎることでは、と思っている。
なにせ、利益確定するたびに、課税される。
これは利益確定の売買の度に累積されてゆくからね。

20%ぐらいの税金と思うかもしれないが、これ「でかい」からね。

株式投資で損している人は税金のことなんか考えないけど、
儲かっている人でも、税金を忘れて結局、
株式投資でさらに税金分稼ごうと無理するケースもあるから。
ご用心を。

シーゲル教授の本読んでも、あれは米国での話。
日本人投資家の税金のことは、これぽッちも考慮されていないから。

タックスヘイブン(租税回避地)を必要とするほどじゃなくても、億り人なら税金の辛さは知っているはず。
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2020年4月7日火曜日

記事

配当に関する増税も考慮すべし

上場株式の配当金に関する税金(源泉徴収なら)は今のところ、下記の通り。

所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%

緊急経済政策の財政出動は、いずれ増税で負担することになる。
配当に関する税金(源泉徴収で)は、今は20.315%。

国から出る補助金や負担金は『無料』ではない。最終的には税金で賄われる。

景気が冷え込み一時的な減税措置が行われたとしても、税金が将来減税になることはないだろう。

復興特別所得税が加算される前、配当に関する税金は10%で済んでいた時期があった。
景気を底上げるために、投資の呼び水として減税がされたが、結局は20%に戻り復興特別所得税も加わった。

今回の肺炎騒動で、減税処置が実施されるかはわからんが、それも一時の処置。

いずれは、配当に関する税金も20.315%から上昇すると見込んで将来の配当生活を考える必要がある。

税金はどこまでも追いかけてくるからね。
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2019年8月12日月曜日

記事

配当も投資益も税金は免れないのに、配当の税金だけコスパ悪そうに見られる

配当再投資は、配当に税金がかかるから不利というが、
株式投資のキャピタルゲインも投資益がでれば、税金はかかる。

配当は企業側の判断だから、10年後にまとめて一括くれとはいかない。
キャピタルゲインの投資益は、売るまでは税金を払わずに済む点で、
投資家が税金の支払い時期を決められる。

税金・手数料に血眼になって数千円、数万円の節約をする努力なら、
確かな銘柄に投資するほうに時間を割いたほうが良くないか?
キャピタルゲインを得るまでが、すごく大変なんだから。

ダウ工業30銘柄に投資すれば、すべて有配当銘柄だから、配当税はかかる。
配当、投資利益にしても源泉徴収なら確実に2、3割税金がかかる。

バフェット氏なんか、コカコーラ、アメックスのキャピタルゲインを
今だに実現せずに、持ち続けている。
米国の税務の詳細は知らんけど、これらの投資利益の税金は支払ってないよね。きっと。
アメックス全株売ったら、どんだけ税金支払うのか。

一般投資家のキャピタルゲイン狙いは、買っては売って、を繰り返すんでしょう。
そして、売った時に投資利益の2割は税金でとっていかれるのだから、
年に4回それ繰り返せば、4半期配当の税金と変わらないじゃん。
ちょっと、強引過ぎる屁理屈だけどさ。
配当は約3割で、投資益は約2割ってのはあるけどね。

税金の時間と投資先への時間のどっちに比重を置くか。
特定口座の源泉徴収という、証券会社がわざわざ代行してくれる便利な制度が
あるのだから、それで時間の節約をすべきと思う。