2020年11月8日日曜日

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含み益は『毎年税金が引かれない』、これこそが長期投資の醍醐味

税金で2~3割近く引かれるって、結構大きい。

配当再投資の検証シミュレーションで税金を考慮しないのが多すぎ。
米国株配当の税金では3割引かれる前提で検証シミュレーションをすべき。
利確すると、その年度では投資益には税金が差し引かれる。

極端な具体例で説明すると。
株価が毎年2倍になる銘柄(素晴らしい!)があったとする。
言い換えれば、投資元本が2倍になる想定と変わりはない。

①10ドルで始めて10年間、毎年投資で利確した場合
 10年後の利益は、$830.12となる。
 10年間支払った税金の合計は、$859.71。
 10年後の投資利益よりも10年間支払った税金合計額のほうが多い。

②最初の10ドルの投資で10年後に初めて利確した場合
 10年後の利益は、$7,161となる。支払った税金は$3,069。
 

今回の例では、税金3割の凄さを強調するために、10年株価1,000倍で検証した。
売買もやり過ぎると、税金で投資利益以上を持っていかれることもある訳。

10年持ち続けようと思った銘柄で株価が上昇基調なら、
10年持ち続けるほうが得策だろう。

ズームを200ドル台で買って今は株価2倍以上になった。もう利確する?
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