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2019年11月27日水曜日

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バイアンドホールドを貫いたら、配当額が膨れ上がった末路_配当再投資エンジンは最初はエンストばかり

配当再投資は、最初の投資資金が相当ないと辛い投資法。

虎の子の100万円の株式投資で配当利回り2%と仮定して、2万円の配当を貰って再投資する気になれるかってこと?

税金引かれるし、売買手数料かかるから厳密には2万円分の再投資は出来ないし、2万円弱のお金でどれだけの株式数が買えるかよと、自暴自棄になる。

エンジン賭ける前に、ガソリンが圧倒的に不足しているんだわ。
ガソリンじゃなくて、バッテリ不足でエンジンが「かからない」。
配当再投資をするには、まずバッテリーに十分な電力を蓄えておく必要がある。

配当が膨れ上がるまでは株式の追加投資を続けないといけない。
配当額が膨れが上がるまでは、バイアンドホールドを貫かないと、配当再投資はできない。

投資金額が少ないってことは、どうしても不利な条件を背負っている。
最低手数料は定額だから、投資金額が少ないと、経費の割合は大きくなるから不利と思い込み、株式投資をしないでいる理由は理解できる。

でも、仕方がないんだよ。

最初は、手数料負けしてでも株式投資を続けていかないと。

気休め程度だけど、昔に比べたら、遥かに手数料は下落していることは確かなんだから。


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2019年11月13日水曜日

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アップル、ビザを配当株として見てみよう。持ち続けたら高配当株?

アップルが配当を再開し始めたのは2012年8月9日からで、当時の四半期配当額は分割修正$0.37857(当時$2.65)で、株価終値は$88.68(当時$620.76)。

当時の年間配当利回りは、0.37857×4/88.68≒1.70%。
今まで持ち続けたら、今の四半期配当は$0.77なので、0.77×4/88.68≒3.47%。
高配当の一歩手前といった感じの配当利回りになっている。

配当重視で考えれば、今のアルトリアの配当利回り7%台にの半分にも及ばない。
その反面、株価は$620.76から今の$1833.72($261.96×7株式分割)に上昇しているので、株価上昇の恩恵のほうがはるかに大きい。

配当の再開時期からでみると配当は約2倍、株価は約3倍の上昇。

ビザの場合は、2008年のIPO開始から配当を継続している。
2008年8月13日に最初の四半期配当は分割修正で$0.105。
IPO時の株価終値は分割修正で$14.13。
当時の配当利回りは、$0.105×4/14.13≒2.97%。

今では信じられない位の、配当利回り。

そして、今の四半期配当額は$0.25なので、0.25×4/14.13≒7.07%
高配当株並みの配当利回りに成長しました。

今ビザ株を買っても、株価上昇が凄かったので、配当利回りは1%未満です。

何が言いたいかというと、今の配当利回りだけをみると将来の高配当銘柄を見逃すということ。

株式情報は常に、現在の株価の配当利回りのみ記載。

逆に言うと、5年前の株価での配当利回りを載せてはくれない。

長期投資が眼中にあるなら、5~30年間持ち続けることが、投資元本ベースでどれだけの配当利回りになるか?

株価が上昇した銘柄で配当銘柄なら、検証してみる価値はある。

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配当生活を目指して高配当銘柄を追い過ぎると、ゴールは遠くなる。

株式投資の配当利回りが参考になるのは、指数投資の利回り。
全てはYahoo!Financeの配当利回りの数値。

ダウ指数ETFのDIAなら、2.14%。
S&P500指数ETFのSPYなら、1.81%。
Russel2000指数ETFのIWMなら、1.26%。

2%超えるかどうかの配当利回りで、税金を考慮の7掛けで実質1%半ば行けばいいほう。

更に高配当を目指したいETFならば、

高配当よりのS&P500指数ETFのSPYDなら、4.46%。
優先株配当ETFのPFFなら、5.56%。

税控除で3%越えは確実になる。
資産が3千万円でも年間90万円の手取り。これでの生活はきつい。
1億円で年間手取り3百万円なので、最低ラインと思う。

『数千万円の評価資産』で配当生活可能とあるが、それは今のような株価がいけいけの状態でよく言われるセリフ。

高配当銘柄だけでポートフォーリオを組めばさらに、手取りベースの配当利回り4-5%は可能と思うが、配当利回りが高くなれば高くなるほど、減配リスクが大きくなると思っている。

おもちゃ玩具の世界大手のマテルなんかは、いい例。最終的には無配に陥っている。
アルトリアも、JUULの減損決算で減配こそしなかったが、頭をよぎったことは事実。
配当生活を目的として株式投資で高配当銘柄を追うと減配・無配リスクは常に付きまとう。

次の3点ぐらいは確認しておくべき

・配当性向率に余裕がない
・キャッシュフローで配当が賄われていない
・バランスシートの現金が減り、長期・短期負債が増えている

配当生活のゴールを急ぎ過ぎて、
無意識に高配当銘柄をあさっている可能性
がある。
それに備えて、将来無配になる銘柄もあると考えて、余裕のある配当金額を目標額に設定しておくべき。

例えば、生活資金に年間300万円必要ならば、目標額は400万円に設定しておき、常に100万円程度の余裕資金を年間配当としてもらっておこう。
それは、為替リスク、無配・減配リスクに対して防波堤になるはず。

指数投資では1-2%の配当利回りで甘んじているのに、高配当投資では4%以上の配当利回りということは、それなりのリスクを背負っていることを忘れがち。


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2019年11月11日月曜日

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増配率2桁を維持している銘柄は複利で配当が増えていく_高配当銘柄と違った連続配当銘柄の楽しみ方

10年間増配率10%が継続するとどうなるのか?

最初の年を1ドルとすると、

1年目 1.1ドル
2年目 1.21ドル
3年目 1.331ドル
4年目 1.4641ドル
5年目 1.61051ドル
6年目 1.771561ドル
7年目 1.9487171ドル
8年目 2.14358881ドル
9年目 2.357947691ドル
10年目 2.5937424601ドル

10年目で1ドルが2.59ドルの約2.5倍になる。
10年で株価が2.5倍であれば、配当利回りは10年前と同じ。

ダウ銘柄で2010年以降、常に増配率2桁をキープしているのは下記3銘柄。

銘柄 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
NKE 24.00% 16.13% 16.67% 14.29% 16.67% 14.29% 12.50% 11.11% 10.00%
UNH
30.00% 30.77% 31.76% 33.93% 33.33% 25.00% 20.00% 20.00% 20.00%
V 20.00% 46.67% 50.00% 21.21% 20.00% 16.67% 17.86% 18.18% 28.21% 20.00%

AT&Tのように連続増配銘柄でも、四半期配当の増額が1セントのみであれば、増配の有難味は薄い。増配率と増配額のどちらを見るかと言えば、増配率。

AT&Tは高配当銘柄だが、それは株価が上昇しないから。
Nike、UnitedHealth、Visaは低配当銘柄だが、それは配当との同様に株価も上昇しているから。

今の高配当で安全策をとるか、将来の高配当に託すか?

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2019年10月5日土曜日

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配当生活を目指すには高配当株それとも増配株、どっちだ?

高配当株は、一般的に株価成長は期待薄。例としてはAT&Tのような株。
株価が2倍になるような期待はないが、配当は微増ながら安定している。
高配当株を配当目的で買うなら、その年間配当利回りは今後もあまり変わらないはず。

次に、増配に期待して投資する場合。
現在の年間配当利回りが1%未満でも、10年後には投資元本ベースで高配当レベルの利回りを期待する。
過去の実績で言えば、ビザ、ホームデポのような毎年の増配率が高い銘柄。
増配率が2桁ペースで上昇してくれれば、いうことはない。
この増配率が継続できるということは、株価もそれなりに上昇していることが想定される。

貴方に投資期間が数十年あり、今すぐ配当生活を目指すのでなければ、迷わず増配銘柄への投資を勧める。
最初は配当利回りが1%未満で、配当はちっぽけなものだが、10年もの間2桁の増配率を継続した場合、それは大きな配当利回りをもたらす。

投資が時間を利用することで、利を得られるのは株価の上昇だけではない、増配による利もある。

配当生活も、そのポートフォリオを急ぎすると、高配当銘柄だけになる。
増配銘柄にも分散することで、毎年増配による恩恵で毎年配当が増えていく、これも配当生活の楽しみ。

高配当銘柄ばかりのポートフォリオを組むと、いずれ評価資産が将来も増えないことに気が付き始める。
将来の高配当銘柄を期待して、今の低配当銘柄や無配銘柄に投資する。
投資って、将来への見返りを期待するもの。
現在の配当利回りばかりに期待すると債券と同じになってしまう。

おまけとして、ややこしいのが高配当でもあり増配でもあるアルトリア株。
増配しているのに株価は下落するような珍しい銘柄。扱いが難しい。

更にハイリスクではあるが、アルファベット、アドビ、フェースブックのような無配の銘柄が有配に変わることを期待することも可能だ。

2019年9月23日月曜日

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ダウ工業30銘柄の本年度の平均増配率は1桁台になりそうな予感

ダウ30銘柄の過去10年の増配率推移表。
2019年度は、AXP、DIS、MRK、NKE、UTX、Vがまだ増配待ち状態なので
本年度の平均増配率は、まだ暫定値で8.78%。

仮に、AXP、DIS、MRK、NKE、UTX、Vが前年並みの増配率とした場合、
本年度の平均増配率は、9.57%になる。2桁台達成には微妙な値。

ダウ工業平均株価指数は最高値を再度目指しているが、配当はそうではなさそうだ。
将来の不景気に備えて、配当の出し渋りと考えるのは深読みし過ぎか?

銘柄 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 増配率平均 増配率中央値
AAPL


15.79% 6.82% 10.64% 9.62% 10.53% 15.87% 5.48% 10.68% 10.53%
AXP 0.00% 0.00% 11.11% 15.00% 13.04% 11.54% 10.34% 9.38% 11.43%
9.09% 11.11%
BA 0.00% 0.00% 4.76% 10.23% 50.52% 24.66% 19.78% 30.28% 20.42% 20.18% 18.08% 19.98%
CAT 4.76% 4.55% 13.04% 15.38% 16.67% 10.00% 0.00% 1.30% 10.26% 19.77% 9.57% 10.13%
CSCO

133.33% 21.43% 11.76% 10.53% 23.81% 11.54% 13.79% 6.06% 29.03% 12.78%
CVX 5.88% 12.50% 11.11% 11.11% 7.00% 0.00% 0.93% 0.00% 3.70% 6.25% 5.85% 6.07%
DIS 14.29% 50.00% 25.00% 14.67% 29.65% 18.39% 7.58% 9.86% 12.82%
20.25% 14.67%
GS 0.00% 0.00% 42.86% 10.00% 9.09% 8.33% 0.00% 15.38% 6.67% 6.25% 9.86% 7.50%
HD 5.00% 22.75% 0.00% 34.48% 20.51% 25.53% 16.95% 28.99% 15.73% 32.04% 20.20% 21.63%
IBM 18.18% 15.38% 13.33% 11.76% 15.79% 18.18% 7.69% 7.14% 4.67% 3.18% 11.53% 12.55%
INTC 12.50% 33.33% 7.14% 0.00% 0.00% 6.67% 8.33% 4.81% 10.09% 6.67% 8.95% 6.90%
JNJ 10.20% 5.56% 7.02% 8.20% 6.06% 7.14% 6.67% 5.00% 7.14% 5.56% 6.85% 6.84%
JPM 0.00% 400.00% 20.00% 26.67% 5.26% 10.00% 9.09% 16.67% 42.86% 12.50% 54.30% 14.58%
KO 7.32% 6.82% 8.51% 9.80% 8.93% 8.20% 6.06% 5.71% 5.41% 2.56% 6.93% 7.07%
MCD 10.91% 14.75% 10.00% 5.19% 4.94% 4.71% 5.62% 7.45% 14.85% 7.76% 8.62% 7.60%
MMM 2.94% 4.76% 7.27% 7.63% 34.65% 19.88% 8.29% 5.86% 15.74% 5.88% 11.29% 7.45%
MRK 0.00% 10.53% 2.38% 2.33% 2.27% 2.22% 2.17% 2.13% 14.58%
4.29% 2.27%
MSFT 23.08% 25.00% 15.00% 21.74% 10.71% 16.13% 8.33% 7.69% 9.52% 10.87% 14.81% 12.93%
NKE 24.00% 16.13% 16.67% 14.29% 16.67% 14.29% 12.50% 11.11% 10.00%
15.07% 14.29%
PFE 12.50% 11.11% 10.00% 9.09% 8.33% 7.69% 7.14% 6.67% 6.25% 5.88% 8.47% 8.01%
PG 9.50% 8.97% 7.05% 7.03% 7.00% 3.00% 1.00% 3.00% 4.00% 4.00% 5.45% 5.50%
TRV 9.09% 13.89% 12.20% 8.70% 10.00% 10.91% 9.84% 7.46% 6.94% 6.49% 9.55% 9.46%
UNH 316.67% 30.00% 30.77% 31.76% 33.93% 33.33% 25.00% 20.00% 20.00% 20.00% 56.15% 30.38%
UTX 10.39% 12.94% 11.46% 10.28% 0.00% 8.47% 3.13% 6.06% 5.00%
7.53% 8.47%
V 20.00% 46.67% 50.00% 21.21% 20.00% 16.67% 17.86% 18.18% 28.21%
26.53% 20.00%
VZ 2.63% 2.56% 3.00% 2.91% 3.77% 2.73% 2.21% 2.16% 2.12% 2.07% 2.62% 2.60%
WBA 27.27% 28.57% 22.22% 14.55% 7.14% 6.67% 4.17% 6.67% 10.00% 4.55% 13.18% 8.57%
WMT 11.01% 20.66% 8.90% 18.24% 2.13% 2.08% 2.04% 2.00% 1.96% 1.92% 7.09% 2.11%
XOM 4.76% 6.82% 21.28% 10.53% 9.52% 5.80% 2.74% 2.67% 6.49% 6.10% 7.67% 6.30%
平均 20.85% 29.79% 18.76% 13.45% 12.83% 11.19% 8.24% 9.16% 11.60% 8.78% 14.47% 10.63%

しかし、昨年度はダウ銘柄全銘柄が増配を達成している。
さすがはダウ銘柄といえそう。
今年も全ダウ銘柄、増配を達成してほしいぞ。