2019年11月11日月曜日

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増配率2桁を維持している銘柄は複利で配当が増えていく_高配当銘柄と違った連続配当銘柄の楽しみ方

10年間増配率10%が継続するとどうなるのか?

最初の年を1ドルとすると、

1年目 1.1ドル
2年目 1.21ドル
3年目 1.331ドル
4年目 1.4641ドル
5年目 1.61051ドル
6年目 1.771561ドル
7年目 1.9487171ドル
8年目 2.14358881ドル
9年目 2.357947691ドル
10年目 2.5937424601ドル

10年目で1ドルが2.59ドルの約2.5倍になる。
10年で株価が2.5倍であれば、配当利回りは10年前と同じ。

ダウ銘柄で2010年以降、常に増配率2桁をキープしているのは下記3銘柄。

銘柄 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
NKE 24.00% 16.13% 16.67% 14.29% 16.67% 14.29% 12.50% 11.11% 10.00%
UNH
30.00% 30.77% 31.76% 33.93% 33.33% 25.00% 20.00% 20.00% 20.00%
V 20.00% 46.67% 50.00% 21.21% 20.00% 16.67% 17.86% 18.18% 28.21% 20.00%

AT&Tのように連続増配銘柄でも、四半期配当の増額が1セントのみであれば、増配の有難味は薄い。増配率と増配額のどちらを見るかと言えば、増配率。

AT&Tは高配当銘柄だが、それは株価が上昇しないから。
Nike、UnitedHealth、Visaは低配当銘柄だが、それは配当との同様に株価も上昇しているから。

今の高配当で安全策をとるか、将来の高配当に託すか?

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