2019年10月5日土曜日

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配当生活を目指すには高配当株それとも増配株、どっちだ?

高配当株は、一般的に株価成長は期待薄。例としてはAT&Tのような株。
株価が2倍になるような期待はないが、配当は微増ながら安定している。
高配当株を配当目的で買うなら、その年間配当利回りは今後もあまり変わらないはず。

次に、増配に期待して投資する場合。
現在の年間配当利回りが1%未満でも、10年後には投資元本ベースで高配当レベルの利回りを期待する。
過去の実績で言えば、ビザ、ホームデポのような毎年の増配率が高い銘柄。
増配率が2桁ペースで上昇してくれれば、いうことはない。
この増配率が継続できるということは、株価もそれなりに上昇していることが想定される。

貴方に投資期間が数十年あり、今すぐ配当生活を目指すのでなければ、迷わず増配銘柄への投資を勧める。
最初は配当利回りが1%未満で、配当はちっぽけなものだが、10年もの間2桁の増配率を継続した場合、それは大きな配当利回りをもたらす。

投資が時間を利用することで、利を得られるのは株価の上昇だけではない、増配による利もある。

配当生活も、そのポートフォリオを急ぎすると、高配当銘柄だけになる。
増配銘柄にも分散することで、毎年増配による恩恵で毎年配当が増えていく、これも配当生活の楽しみ。

高配当銘柄ばかりのポートフォリオを組むと、いずれ評価資産が将来も増えないことに気が付き始める。
将来の高配当銘柄を期待して、今の低配当銘柄や無配銘柄に投資する。
投資って、将来への見返りを期待するもの。
現在の配当利回りばかりに期待すると債券と同じになってしまう。

おまけとして、ややこしいのが高配当でもあり増配でもあるアルトリア株。
増配しているのに株価は下落するような珍しい銘柄。扱いが難しい。

更にハイリスクではあるが、アルファベット、アドビ、フェースブックのような無配の銘柄が有配に変わることを期待することも可能だ。

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