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2020年1月3日金曜日

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株式投資で安心を買うという考え_2010年代にFAANG銘柄を取り損ねても...

2010年代の最高上昇株はネットフリックス株とニュースにでていた。
40倍かな?
現在の株価情報を見たらPERは100で、アマゾンが80だから、アマゾンよりも期待値が高い。
両銘柄とも将来を買われての値段だし、今となっては素人では手を出しずらい。
毎四半期成長が必須前提の買われ方をしているので、集中投資の対象とするにはハイリスキー、値上がり目的の分散銘柄の1つならありだろうとは思うが。
それでも、アップル並みの時価総額を狙うなら、まだネットフリックスはこれから10倍株になる余地がある。

2010年代にFAANG銘柄に投資しなかった後悔を嘆いても失敗した訳じゃない。
むしろ、FAANG銘柄をもつことで、過去10年間のそれらの株価の乱高下に耐えられただろうかとの疑問がある。
FAANG投資はしたが一時的な株価の下落に耐えられずに損切りした可能性も十分にある。
株価の乱高下が大きい分、タイミング投資は相当困難になるはず。

そう考えれば、比較的マイルドな株価調整が見込める(退屈ではあるが)ディフェンシブ銘柄や指数投資では、胃薬を必要としない程、安心していられる。
期待される成長も大きくないので良い決算だとすぐにサプライズ決算となるし、配当も安定している。

株式投資はリスクが高いというけども、それはマスコミが毎日、値動きの大きい銘柄を報道するからで、ほとんどの銘柄は退屈な株価の動きに毎日終始している。

バフェット氏の保有銘柄を見ると、毎日値幅が大きく動くような銘柄は少ないことが分かる。アップルを除けば。

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2019年12月19日木曜日

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マイクロソフト、ビザはゴーゴー株。80年代のゴーゴー株はIBM、コダック、ゼロックス。

マイクロソフト、ビザ、今これらの株は昔で言うゴーゴー株の再来ともいえる。

80年代ゴーゴー株の代表は、コダック、ゼロックス、IBM。
ゴーゴー株を買わなければ、「株式投資している意味あんの~」って当時思われていたかも。

かつてのゴーゴー株コダック、ゼロックス、IBMの今の現状を見ればわかると思うけど、長期投資(30年とか)に果たして向いていたかと。

IBMぐらいじゃない。

ある時期の人気株がずーっと続くことはありえないし、不人気のタイミングを見極めることも難しい。

長期投資が、ベストセラーよりロングセラーの銘柄を好む理由はそこ。

ベストセラーの浮き沈みに付き合うコスト(売買コストとタイミングコスト)が本当に高くつく。
iPhoneの新製品発表の度に各種メディアは記事にするが、医療のバンドエイド新製品が出ても大した記事にはならない。洗剤のアリエールも同様。

ロングセラーは急激に売上が伸びるわけではないが、急激に減る訳でもない。
それらの製品・サービスが存在して当然と思っているから、熱狂感はない。
電気、水道、石油のようにまるで空気のような感じで、ロングセラー製品が存在している。

なので、分散銘柄に、J&J、P&G、CL、KOなどを忍ばせておく。
ゴーゴー株がダメとは言っていない、分散としてディフェンシブ株とゴーゴー株を共存させればいい。ゴーゴー株にも将来のIBMが存在することを期待して。

株価上昇の期待ができない銘柄を持っていて株式投資の意味があるかと問われれば、
「そういう見方もあるよね」で、無駄な議論は疲れるだけ。

「インフレ並みには上昇するだろうよ」と思いながら。

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2019年12月18日水曜日

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不景気になればディフェンシブ銘柄の有難味がわかる_ゼロックスもかつては今のFAANG相当だった

ゼロックスといえば、「コピーする」の代名詞。
昔は、紙コピーの操作を「ゼロックスする」と言っていた。
今風に言えば、グーグルの「ググる」と同じ。

ハイテク株の衰退は、あっという間。
今のマイクロソフトが、昔のゼロックス、コダックをなぞるかどうかはわからない。
いまだにWindowsOS、Officeは鉄板。
アップル、マイクロソフトが第2のゼロックスになるなんて想像ができない。

かつては、どの事務所にも畳一畳ほどの紙コピー機が鎮座していた。
今じゃ、机の上に載るまでに小さくなった。
でも、今では紙コピー操作自体廃れている、メール添付して終わり。
まぁ、役員会なら威厳示すために分厚い書類でまだやっているのかねぇ。

WindowsOSもOfficeもiPhoneも、紙コピー機の終焉のようにいつまで続くかわからない。
だから、マイクロソフトはクラウド事業を、アップルはサービス事業に軸足をとる。
それでも、クラウド、ストリーミング・サービス事業では競合会社が多い。
競合会社が多いということは、いつかは.....

それに比べて、P&G、ユニリーバ、コルゲート、コカコーラの安定感ときたら比較にならない。ブルーオーシャンとまではいかないまでも、テクノロジーの衰退とは無縁。

汚れた服を洗うために洗剤は使うし、
コカコーラでシロップ一杯になった口の歯を歯磨き粉で磨き、
女性は化粧に磨きをかけ、髪をきれいにする。

不景気になれば、コカコーラの飲む回数を減らより先にPC設備の更新サイクルを落とす。

ディフェンシブ銘柄で儲けようとは思わないけど、不景気になれば安心できる。
そりゃ株価は下落するけど、今のゼロックスの低迷ぶりをみると、全然余裕。

ディフェンシブ銘柄の中には、グロース株のように株価飛躍するときもあるから、常に株価がマイルドというわけでもない。その間は配当でしのぐ。

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2019年11月30日土曜日

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インデックス投資はデフェンシブ投資よりも優位なのか?_JNJ、KO、PGの過去40年で検証

指数S&P500とディフェンシブ銘柄御三家(JNJ、PG、KO)の過去40年の株価上昇率をグラフにしたのが下記。ただし、配当分は加味していない。



これをみると、個別銘柄の変動率(ボラ)の大きさは、S&P500指数に比べたら顕著。
個別銘柄投資を控える理由の1つになるわな。
株価の急上昇は歓迎だけど、暴落が怖いなら、上昇も下落も緩やかな指数投資を選択するのは理にかなっている気がする。

過去40年で株価上昇倍率は下記の通り。

J&J:約6.7倍
P&G:約6.6倍
KO:約5.7倍
S&P500:約2.3倍

でも、これみるとやはりディフェンシブ銘柄は圧倒的に良さげに見えるし、40年でこれだけの差が出るなら、個別銘柄投資のリスク背負ってもいいんじゃないかと思える。

1銘柄だとその銘柄と心中となるから、ディフェンシブ銘柄御三家程度に分散しておけばそこそこ良さげにも見えるけど、過去40年というのはあくまでも「過去の実績」だから、そこは勘違いしちゃいけない点だな。


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2019年11月23日土曜日

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P&Gの直近好決算はSK-II様様、それでも日本の消費税増税だって貢献0.4%分だけど。

「つまらないデフェンシブ銘柄」扱いだったP&Gが久々の好決算。
P&Gなんて生活必需品株の代名詞で、口ケア製品とか洗濯用品位とか思っていたけど。
いつのまにか美容会社でもあることを忘れていたわな。
それに、昨年、独メルクの大衆薬事業を買収していたことも忘れてた。

美容事業の製品「SK-II」ってCMで見るけど、超高級品扱いなんだ。
商品価格も上昇って書いている。

歯磨き粉並みの安もんって思っていた。
使う訳ねーし、のこのこ行けるか商品売り場に。俺が。
Beauty segment organic sales increased ten percent versus year ago. Skin and Personal Care organic sales increased mid-teens driven by premium innovation, positive product mix, primarily from the disproportionate growth of the super-premium SK-II brand and China Olay, and increased pricing. Hair Care organic sales increased mid-single digits driven by innovation and devaluation-driven price increases. 
  • 美容部門の事業の売上が10%増
  • 歯磨き粉などを扱うヘルスケア部門は9%増
  • 「ジレット」を含むグルーミング部門の伸びは1%増
日本の消費税についての記述は、これ。
 Sales growth in Japan was largely driven by an increase in retailer inventories ahead of a planned VAT increase in October 2019, contributing approximately 40 basis points to overall Company growth in the quarter, which primarily benefitted the Beauty, Fabric and Home Care and Baby businesses. 
「日本の消費税増税に先立ち小売業者在庫増加で、日本の売上が伸びたとさ。」

バイアンドホールドするのに通説通りP&Gは適していると思う。
グロース株じゃないけど、持っておけばと。
経営陣がヘマする確率は小さいと思うし、P&Gブランドは廃れないと思うから。

まれに株価が勢いづくときがあるんだよ。
ディフェンシブ銘柄だってさ。

「まれ」は失礼だな、謝る。


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2019年11月14日木曜日

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スマホはディフェンシブ、生活必需品株も多様化する

J&J、P&G、コカコーラ、ペプシンなどの銘柄はディフェンシブ銘柄と言われている。

生活必需品で、1つの商品自体の価格は安いし、不景気でも全く売れなくなるということはないから、不景気になっても耐えられる訳。
本当かどうかは知らんけど。大方世間一般の認識とは相違ないと思っている。

そういう理屈ならば、現代にとっての必需品はスマホだろうと。
満員電車でも、歩道でも、みんなスマホに釘付け。
友達、仲間がいても、スマホが優先される。

スマホが無くても暮らしていけるのは事実。
でも、世間ではスマホ決済を煽るし、スマホを持っている前提で話が進む。
スマホを持っていないと、ちょっぴり面倒。

食料品と違い、スマホの買い替えサイクルは数年なので、生活必需品としてのサイクルは長い。不景気になったら、スマホを買い替えずに使い続ければいいので、不景気に強い訳でもない。

パソコンは生活必需品にはなり得なかったが、スマホは確実に一人一台の時代。

良く考えてみると、スマホの選択肢は非常に少ない。
OSは、アップルかグーグル。
メーカも、アップル、サムソン、ソニー、後その他程度。
実質、アップルかサムソン。

パソコンメーカのように薄利多売のような市場にはまだなっていない。
まだ利益がでる市場を維持している。1台10万円は当然の世界だからね。

パソコンを買うより、スマホのほうが高いんだから。

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2019年8月28日水曜日

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「ディフェンシブ」という名の思い込み

defensive「防御的な」、日本語でもなんか馴染みのない言葉。

ディフェンシブ銘柄と聞くと、
株価変動の少ない配当が安定している銘柄を連想するが、
この思い込みが良くないことに最近気が付き始めた。

「生活必需品」「公共株」と聞くと、不景気に強いと、思い込みをしてしまう。

そもそも生活必需品ってなんだ?
生活必需品と言っても、その業界には競争がある。決して安泰ではない。
公共株なら、災害、事故で一発アウトの業種。

不景気には耐えられるかもしれないが、必ずしも常にディフェンシブって訳じゃない。
業績が悪けりゃ、株価は下落するだろうに。

見方を変えれば、商品を独占してるほうがよっぽど、ディフェンシブ。

マイクロソフト、PCのOSシェアではぶっちきぎり。
ボーイング、エアバス、大型旅客機製造では2者択一。
アップル、アルファベット、スマホのOSでは2者択一。

上記の銘柄のほうが、よっぽど防御的じゃないか?
買い手は、モノを選べないんだから。





2019年7月2日火曜日

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無配1億円より配当2%の0.5億円の有配株式資産のほうを好む

グロース株に専念して1億円の株式資産を築けたとしても、評価時価総額は変わる。
それに無配当だから、新たに株式を買い増すには、他に収入をあてにするか、1億円の株式の資産を一部崩すしかない。
利益の源は、株式売買の投資差益のみである。トレーダか?
リーマンショック級の株価暴落が来た場合に対処できることは、株を売るか、先物・オプションでヘッジするしかない。
先物・オプションに手を出すことで、もう株式投資とは言えない世界と思うけどね。

私ならば、配当利回りの良い銘柄に、世間ではディフェンシブ・バリュー株と言われているが、それらの銘柄に投資する。株価の伸長は、グロース株に負けるは重々承知している。

しかし、生きている間に来るかもしれないリーマンショック級の株価暴落に耐えられるのは、グロース株ではない、ディフェンシブ・バリュー株。
いつ来るかわからない株価暴落を知っていると思っているほど、馬鹿ではない。
昨年の12月のダウ平均株価下落が、不景気の始まりを匂わしていたが、結局ダウ平均は最高値を再度目指している。

無配銘柄で資産1億円を築けたとしても、それが将来ずーと1億円であり続ける保証はない。当然だけど。

リーマンショック級でも配当を維持してきた実績のある銘柄を好む。
時価資産評価額がいくら下がろうとも、配当は維持されるし、もらえるから手放す必要はない。そのうち、株価暴落もいつかはやむだから、その間配当をもらい続けられる。

唯一の例外は、無配が有配になる銘柄に巡り合えた時。
無配時のアップル株を持っていて、配当を出し始めるまで持ち続けていたら、それは超ラッキー。ダン中尉に「ありがとう」と何百回と言っておこう。