2019年8月28日水曜日

記事

「ディフェンシブ」という名の思い込み

defensive「防御的な」、日本語でもなんか馴染みのない言葉。

ディフェンシブ銘柄と聞くと、
株価変動の少ない配当が安定している銘柄を連想するが、
この思い込みが良くないことに最近気が付き始めた。

「生活必需品」「公共株」と聞くと、不景気に強いと、思い込みをしてしまう。

そもそも生活必需品ってなんだ?
生活必需品と言っても、その業界には競争がある。決して安泰ではない。
公共株なら、災害、事故で一発アウトの業種。

不景気には耐えられるかもしれないが、必ずしも常にディフェンシブって訳じゃない。
業績が悪けりゃ、株価は下落するだろうに。

見方を変えれば、商品を独占してるほうがよっぽど、ディフェンシブ。

マイクロソフト、PCのOSシェアではぶっちきぎり。
ボーイング、エアバス、大型旅客機製造では2者択一。
アップル、アルファベット、スマホのOSでは2者択一。

上記の銘柄のほうが、よっぽど防御的じゃないか?
買い手は、モノを選べないんだから。





0 件のコメント: