2019年12月18日水曜日

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不景気になればディフェンシブ銘柄の有難味がわかる_ゼロックスもかつては今のFAANG相当だった

ゼロックスといえば、「コピーする」の代名詞。
昔は、紙コピーの操作を「ゼロックスする」と言っていた。
今風に言えば、グーグルの「ググる」と同じ。

ハイテク株の衰退は、あっという間。
今のマイクロソフトが、昔のゼロックス、コダックをなぞるかどうかはわからない。
いまだにWindowsOS、Officeは鉄板。
アップル、マイクロソフトが第2のゼロックスになるなんて想像ができない。

かつては、どの事務所にも畳一畳ほどの紙コピー機が鎮座していた。
今じゃ、机の上に載るまでに小さくなった。
でも、今では紙コピー操作自体廃れている、メール添付して終わり。
まぁ、役員会なら威厳示すために分厚い書類でまだやっているのかねぇ。

WindowsOSもOfficeもiPhoneも、紙コピー機の終焉のようにいつまで続くかわからない。
だから、マイクロソフトはクラウド事業を、アップルはサービス事業に軸足をとる。
それでも、クラウド、ストリーミング・サービス事業では競合会社が多い。
競合会社が多いということは、いつかは.....

それに比べて、P&G、ユニリーバ、コルゲート、コカコーラの安定感ときたら比較にならない。ブルーオーシャンとまではいかないまでも、テクノロジーの衰退とは無縁。

汚れた服を洗うために洗剤は使うし、
コカコーラでシロップ一杯になった口の歯を歯磨き粉で磨き、
女性は化粧に磨きをかけ、髪をきれいにする。

不景気になれば、コカコーラの飲む回数を減らより先にPC設備の更新サイクルを落とす。

ディフェンシブ銘柄で儲けようとは思わないけど、不景気になれば安心できる。
そりゃ株価は下落するけど、今のゼロックスの低迷ぶりをみると、全然余裕。

ディフェンシブ銘柄の中には、グロース株のように株価飛躍するときもあるから、常に株価がマイルドというわけでもない。その間は配当でしのぐ。

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