ラベル バリュー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル バリュー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年9月6日日曜日

記事

ITハイテク株とバリュー株の葛藤

過去30年の経験から言えば、
ガチホで投資利益を伸ばしてくれたのはITハイテク株。
バリュー株ではないことは、明らか。
10年で株価2倍は、物足りなく感じる、
ITハイテク株のもたらしてくれた利益に比べれば。

ただし、ITハイテク株でも銘柄選択を誤っていたら、
投資利益は損になる可能性すらある。
アップル、マイクロソフト、ビザに投資せずに、
イケイケのサンマイクロシステムズ、DEC、ノベルだったらと思うと、
寒気すら覚える。

その点、バリュー株は手堅い。銘柄選択を誤るリスクが相対的に低い。
コカコーラ、ペプシ、J&J、P&Gあたりを選んでおけば、
長期で損する可能性は低いし、安定した株価推移は安眠をもたらしてくれる。

ダウ銘柄として採用されている、
IBM、インテル、シスコシステムズを
バリュー株と見るかITハイテク株と見るかは白黒つけ難い。

配当や市場占有率からみるとバリュー株にも見える。
事業分野からみると、あきらかにハイテク。新興企業の勢いはないけど。

やがて、アップルやマイクロソフトが時価総額以上の期待に添えられずに、
第2のIBM、インテルのようなバリュー株になる日もあるかもしれない。

しかし、ガチホ投資なら、
ITハイテク株でキャピタルゲインを稼ぎ、
バリュー株で配当の恩恵を受けることも可能。

アップル株をみていると、ここ10年は、
バリュー株(PER10台)だったり、ITハイテク株(PER30台)だったりを
行ったり来たりしている。

PC、スマホはもうハイテクじゃなかろう。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ


2020年7月6日月曜日

記事

長期投資での理想銘柄は、グロース株→バリュー株→配当生活に変貌してくれる銘柄

1990年ごろから投資できたなら、題名のように具体化してきた銘柄は、
疑いもなく、次の4つのダウハイテク銘柄。
IBMはちょっと微妙なので、かっこ候補。

アップル、マイクロソフト、インテル、シスコ・システムズ、(IBM)

アップルとマイクロソフトは、今グロース株に返り咲きってところ。
配当しつつも、資産が増えてくれる頼もしい銘柄。バリュー株とは言い難い。

インテルとシスコ・システムズは過去株価最高値を更新できていない(多分)が、
今では配当で十分償っている。

長期投資では投資家が一貫した投資スタイルを貫かなくても、
企業が先に変貌してくれる。投資スタイルを決めつける必要はないということ。

30年も株式投資をするなら、貴方の投資スタイルも変わる可能性は十分ある。
若いうちはリスクを取りに行くためにグロース株に、
インカムは給与で稼ぐから資産拡大のほうを優先するだろう。
そして、中年から老年になれば安定したインカム(配当)のほうが嬉しい。

そう考えるなら、
1990年にはアップルやマイクロソフトに投資してキャピタルゲインを稼ぎ、
2010年以降は、J&JやP&Gに鞍替えするんだな、と思うかもしれない。

しかし、正解はアップルやマイクロソフトを持ち続けることが正解だった。
インテルやシスコ・システムズでも十分だとは思う。

貴方の投資人生と投資先の企業がうまくいけば、これほど幸せなことはない。
テスラだって、事業が成功すれば、いずれはバリュー株になる日が来るだろう。
その成功を信じるなら、J&JやP&Gに鞍替えせずに持ち続ければいい。

ディフェンシブ銘柄を仕込むと、年を取った気になっていた。
10年で株価2倍ぐらいしか期待できないから。それで満足なのってね?
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

2019年7月2日火曜日

記事

無配1億円より配当2%の0.5億円の有配株式資産のほうを好む

グロース株に専念して1億円の株式資産を築けたとしても、評価時価総額は変わる。
それに無配当だから、新たに株式を買い増すには、他に収入をあてにするか、1億円の株式の資産を一部崩すしかない。
利益の源は、株式売買の投資差益のみである。トレーダか?
リーマンショック級の株価暴落が来た場合に対処できることは、株を売るか、先物・オプションでヘッジするしかない。
先物・オプションに手を出すことで、もう株式投資とは言えない世界と思うけどね。

私ならば、配当利回りの良い銘柄に、世間ではディフェンシブ・バリュー株と言われているが、それらの銘柄に投資する。株価の伸長は、グロース株に負けるは重々承知している。

しかし、生きている間に来るかもしれないリーマンショック級の株価暴落に耐えられるのは、グロース株ではない、ディフェンシブ・バリュー株。
いつ来るかわからない株価暴落を知っていると思っているほど、馬鹿ではない。
昨年の12月のダウ平均株価下落が、不景気の始まりを匂わしていたが、結局ダウ平均は最高値を再度目指している。

無配銘柄で資産1億円を築けたとしても、それが将来ずーと1億円であり続ける保証はない。当然だけど。

リーマンショック級でも配当を維持してきた実績のある銘柄を好む。
時価資産評価額がいくら下がろうとも、配当は維持されるし、もらえるから手放す必要はない。そのうち、株価暴落もいつかはやむだから、その間配当をもらい続けられる。

唯一の例外は、無配が有配になる銘柄に巡り合えた時。
無配時のアップル株を持っていて、配当を出し始めるまで持ち続けていたら、それは超ラッキー。ダン中尉に「ありがとう」と何百回と言っておこう。