かつてのヒューレット・パッカード(HP)も今では、HPQとHPEに分かれている。
創業時の事業は、すでにアジレント(なんとティカー!はA)として分割済み。
本系に近いのはHPQ(ハード事業)のほうかも。
HPEはコンサルティング事業だからな。
余談だけど、ジョブス氏は悔しがっただろうな。
ティッカーシンボルの”A”が欲しくてたまらなかったはず。
アップルのティッカーシンボルは、ちょっと見苦しいAAPL。
Aを2つ並べるあたりにセンスを感じてしまう。
本題に戻り、次はモトローラ。
スマホのモトローラブランドは今でも存在するけど、本家でない。
モトローラ株主は、企業分割でMMIとMSIの両社の株主に。
そしてMMIはレノボに強制買取された(はずだが、記憶が曖昧)。
既存の株主は、今ではモトローラ・ソリューションズと
長ったらしい会社の株主に。
両社の共通点は、もう創業者の影響力がほとんどなくなって、
旧ハイテク会社のレッテルを貼られている。言い過ぎた御免。
それでも、ブランドはいまだ健在。
株主からみると、HPQもMSIも株価は過去の最高値を更新している。
HPQの株価(分割前の株価も含む)。
MSIの株価(分割前の株価も含む)
株価を見れば、分割して良かったの例。
普通は、買収のために企業分割されてズタボロだから。
分割というより、解体だな。
普通は、買収のために企業分割されてズタボロだから。
分割というより、解体だな。
さて、これに続きそうなのが、IBM。
昨日の業績が期待に添わなかったので株価急落だが、
それでも黒字決算だからな。
HP、モトローラ、IBMは、落ち目に見えるけど、
いまだ必要とされている社会インフラでもある。
メインフレームなんか、今の時代、誰も気にかけない。
でもね、競争相手がいないんだよ。