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2025年1月28日火曜日

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ハイテク業界はオセロゲームであることを認識させたDeepSeekショック。

DeepSeekの真偽は俺にはわからないし、
知らんくても構わん。
ただ、ハイテク業界と言うのは、
新しい技術であっという間に
駆逐される業界であることが今回の
DeepSeekショックで再認識された。

GAFAMもいずれは、
新技術の台頭で入れ替わる可能性は十分ある。
WindowsのOS分野は久しく新しい機能は見られないし、
アンドロイドもしかり、アップルとて同じ。
AIにすがっている状態。

今のAIは高価な半導体の供給待ち状態で
エンスト気味なんだが、
その高価な半導体が必要でなくなれば、
AIサービスはすぐにコモディティ化する。

インターネットも同様で、
当初は限られた技術のある人だけ(モデム操作)のものが、
今では特段技術も必要なく使えるようになった。
スマホでタッチさえすれば良いだけなんだからね。

投資観点で見れば、
GAFAM銘柄で資産を成した俺からしたら、
次に来る技術革新はリスクでしかないんだよね。

GAFAMがそれにうまく舵を切るような
経営判断をしなければ、
かつてのサンマイクロ・システムズ
のような末路になるし。

それでもガチホにしがみつくよ、俺は。
勤務先の会社にはしがみつかんかったけど、
一度投資した銘柄にはしがみつく。

技術が優秀だから会社がうまくいくわけではなく、
経営が上手だから、会社が存続する。
技術革新が起きても、うまくそれを乗りこなしてくれれば、
オールド・ハイテク企業ガチホでも問題ない、と思っている。

その典型はビザ、マスターカードなんだよね。
フィンテック革新が起きても、
ビザ、マスターの地位が脅かされることはなかったし。

プラスチックカードからスマホに変わっても、クレジット番号は廃れず。
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2021年10月22日金曜日

記事

HP、モトローラに続きIBMも企業分割の流れに。ゆっくりお金持ちを夢見るなら旧ハイテク株も悪くない。

かつてのヒューレット・パッカード(HP)も今では、HPQとHPEに分かれている。
創業時の事業は、すでにアジレント(なんとティカー!はA)として分割済み。
本系に近いのはHPQ(ハード事業)のほうかも。
HPEはコンサルティング事業だからな。

余談だけど、ジョブス氏は悔しがっただろうな。
ティッカーシンボルの”A”が欲しくてたまらなかったはず。
アップルのティッカーシンボルは、ちょっと見苦しいAAPL。
Aを2つ並べるあたりにセンスを感じてしまう。

本題に戻り、次はモトローラ。
スマホのモトローラブランドは今でも存在するけど、本家でない。
モトローラ株主は、企業分割でMMIとMSIの両社の株主に。
そしてMMIはレノボに強制買取された(はずだが、記憶が曖昧)。

既存の株主は、今ではモトローラ・ソリューションズと
長ったらしい会社の株主に。

両社の共通点は、もう創業者の影響力がほとんどなくなって、
旧ハイテク会社のレッテルを貼られている。言い過ぎた御免。
それでも、ブランドはいまだ健在。

株主からみると、HPQもMSIも株価は過去の最高値を更新している。
HPQの株価(分割前の株価も含む)。






















MSIの株価(分割前の株価も含む)

株価を見れば、分割して良かったの例。
普通は、買収のために企業分割されてズタボロだから。
分割というより、解体だな。

さて、これに続きそうなのが、IBM。

昨日の業績が期待に添わなかったので株価急落だが、
それでも黒字決算だからな。

HP、モトローラ、IBMは、落ち目に見えるけど、
いまだ必要とされている社会インフラでもある。

メインフレームなんか、今の時代、誰も気にかけない。
でもね、競争相手がいないんだよ。

HPならプリンター、
モトローラなら(公共)無線、
IBMならメインフレームとクラウドのハイブリッド。
これが出来る企業、他にある?

明日、急騰することはないけど、
ゆっくりお金持ちになれそうだと思わない?

ゼロックス、コダックよりはましだと思うけど。
ゼロックスはコピー機の競合相手が多過ぎ。
コダックは技術そのものの終焉で事業転換できなかった。
富士フィルムのようにはいかなった。

企業がデカくなりすぎると、分割か解体だな。
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2020年10月11日日曜日

記事

旧バリュー株に固守し続ける人の言い草「○○は暴落します」

個人PCの出現とインターネットで、明らかに世界は変わったんだよな。
ネット界隈では「ハイテク株は暴落します」が、一時流行していたけど、
どんな株でも暴落するよ。アップルもエクソンも、何度暴落したことか?

現実はさ、長期的に見れば、「ハイテク株は暴騰しました」が正解だろう。
アップル、マイクロソフト株の時価総額を見れば、一目瞭然。

『○○は暴落します。』
って、それは単に株式売買の特徴を言っているだけ。
買われて熱狂すれば、株価も行き過ぎるから、
その反動で株価が下落する局面は何度もある。

先物、オプションの反動もあるし、
アップル、マイクロソフトなら指数に及ぼす影響もデカいので、
ハイテク以外の面でも影響を受ける。指数ETFの売買高でね。

結局のところ、ハイテク銘柄は、
ディフェンシブとか、バリュー株扱いされるまで昇格したってことだろう。

かつてのバリュー銘柄ばかりに固守すれば、そりゃ言いたくなるよね。
「ハイテク株は暴落します」って。

エクソン・モービルがダウ銘柄から除外されて、
セールスフォースが組み込まれるなんて、
10年前なら想像できないけど、それが現実に起きてしまった。
長期間で見れば、エクソン・モービル(オールド銘柄)が暴落して、
セールスフォース(ハイテク銘柄)が暴騰したんだよな。

石油以上にITを必要としている時代なんだろう。

価値観を変えるって相当ムズイ。年取ったら頑固になったことすら気が付いていないかも。
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2020年9月6日日曜日

記事

ITハイテク株とバリュー株の葛藤

過去30年の経験から言えば、
ガチホで投資利益を伸ばしてくれたのはITハイテク株。
バリュー株ではないことは、明らか。
10年で株価2倍は、物足りなく感じる、
ITハイテク株のもたらしてくれた利益に比べれば。

ただし、ITハイテク株でも銘柄選択を誤っていたら、
投資利益は損になる可能性すらある。
アップル、マイクロソフト、ビザに投資せずに、
イケイケのサンマイクロシステムズ、DEC、ノベルだったらと思うと、
寒気すら覚える。

その点、バリュー株は手堅い。銘柄選択を誤るリスクが相対的に低い。
コカコーラ、ペプシ、J&J、P&Gあたりを選んでおけば、
長期で損する可能性は低いし、安定した株価推移は安眠をもたらしてくれる。

ダウ銘柄として採用されている、
IBM、インテル、シスコシステムズを
バリュー株と見るかITハイテク株と見るかは白黒つけ難い。

配当や市場占有率からみるとバリュー株にも見える。
事業分野からみると、あきらかにハイテク。新興企業の勢いはないけど。

やがて、アップルやマイクロソフトが時価総額以上の期待に添えられずに、
第2のIBM、インテルのようなバリュー株になる日もあるかもしれない。

しかし、ガチホ投資なら、
ITハイテク株でキャピタルゲインを稼ぎ、
バリュー株で配当の恩恵を受けることも可能。

アップル株をみていると、ここ10年は、
バリュー株(PER10台)だったり、ITハイテク株(PER30台)だったりを
行ったり来たりしている。

PC、スマホはもうハイテクじゃなかろう。
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