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2019年5月10日金曜日

記事

株価上昇率と増配率の相関は?_10年間の株価・配当上昇率

株価が上昇すればするほど、増配当が見込めるものなのか、
過去10年間(2009年5月~2019年5月)の株価と配当の上昇率を、
ダウ銘柄の一部と高配当銘柄で確認してみた。

ビザとマスタ。両銘柄とも株式分割を過去10年間で行っている。
ビザは株価上昇率とほぼ同じ率で上昇している。
マスタは、株価上昇の約2倍弱の配当の伸び。



高配当銘柄、MO、PM、XOM、CVX、IBM、T、VZ。

タバコ銘柄(MO、PM)よりも、IBMのほうが増配上昇率は良かった。
意外だった。
タバコ銘柄よりもIBMのほうが配当上昇率が高かった10年だとは...

シェブロンは、株価ではエクソン・モービルを凌ぐ上昇となっているが、
増配率はエクソン・モービルのほうが良かった
Verizonは、株価・増配上昇とも、AT&Tに勝っている。


他のダウ銘柄の検証は下記の通り。
株価の上昇率以上に配当率は上昇しない。
株価上昇率の50~70%程度の配当上昇が望めそう。


配当は経営陣(取締役会)で決定され、
株価は日々の市場の値付けで決定される。

グラフの元データ。


2009年5月11日 2019年5月9日 10年間の上昇率

株価終値 直近の
四半期配当
株価終値 直近の
四半期配当
株価 配当金
カード決済銘柄
Visa $65.92 $0.105 $639.24 $1.000 869.72% 852.38% 2015年1:4株式分割
Mastercard $181.00 $0.150 $2,453.10 $3.300 1255.30% 2100.00% 2014年1:10株式分割
高配当銘柄
Altria Group $17.04 $0.320 $51.99 $0.800 205.11% 150.00%
Philip Morris Int $40.55 $0.540 $83.93 $1.140 106.98% 111.11%
Exxon Mobil $69.27 $0.420 $76.77 $0.870 10.83% 107.14%
Chevron $68.00 $0.650 $121.19 $1.190 78.22% 83.08%
IBM $102.90 $0.550 $135.34 $1.620 31.53% 194.55%
AT&T $25.36 $0.410 $30.38 $0.510 19.79% 24.39%
Verizon $27.97 $0.460 $56.48 $0.603 101.93% 30.98%
減配銘柄
L Brands $11.53 $0.150 $24.25 $0.300 110.32% 100.00%
General Electric $13.64 $0.100 $10.40 $0.010 -23.75% -90.00%
ダウ銘柄
Home Depot $24.93 $0.225 $194.58 $1.360 680.51% 504.44%
Boeing $44.72 $0.420 $354.13 $2.055 691.88% 389.29%
Johnson&Johnson $54.11 $0.490 $138.73 $0.900 156.39% 83.67%
Procter&Gamble $50.37 $0.440 $104.24 $0.746 106.95% 69.52%
Nike $53.12 $0.250 $331.92 $0.880 524.85% 252.00% 2012年、15年1:2株式分割
Microsoft $19.32 $0.130 $125.50 $0.460 549.59% 253.85%
Intel $15.37 $0.140 $46.62 $0.315 203.32% 125.00%
McDonald's $54.40 $0.500 $197.73 $1.160 263.47% 132.00%
Coca-Cola $42.76 $0.410 $94.80 $0.800 121.70% 95.12% 2012年1:2株式分割
3M $59.11 $0.510 $175.28 $1.440 196.53% 182.35%

2019年5月2日木曜日

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石油メジャー増配復活の兆し

スーパーメジャー(トタルは除く)の増配率推移をグラフにした。
米国系のオイルメジャー(CVX、XOM、COP)は、
2015年~2017年までは、現配当維持か、かろうじての増配してきたが、
2017年以降からは増配率の上昇傾向が読み取れる。

シェルは、2015年以降は増配は停滞したままだが、
BPは2018年度に増配を始めている。

















ConocoPhillipsは会社分割後の配当データが2017年以降しかないため、
比較の正確性には欠けるが、スーパーメジャーとしての増配当の強さは、
エクソン(XOM)が抜き出ている。
2010年以降の増配率の高さが、その理由。











2019年4月24日水曜日

記事

バッフェット氏が手放した銘柄の最終購入から売却までの期間を調べてみた

バッフェト氏(正確にはバークシャ・ハザウェイ)が2015年以降、売却した銘柄の一覧。
青背景は、最終購入から最終的な売却までの期間を示している。
※ 最初購入からの最後の売却までの保有期間ではない。

Warren Buffett - Berkshire Hathaway
が購入後手放した銘柄
2013 2014 2015 2016 2017 2018
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
Oracle Corp.























Sanofi Aventis























Wal-Mart Stores























Monsanto Co.























Verisk Analytics Inc.























International Bus. Machines























Graham Holdings Co.























WABCO Holdings Inc.























General Electric























Fox Corporation























Deere & Co.























Kinder Morgan























Liberty Media Corp Formula One Series C























Liberty Media Corp Formula One Series A























NOW Inc.























Lee Enterprises























Media General























AT&T Inc.























Precision Castparts























Chicago Bridge & Iron Company























DIRECTV Group Inc.























Viacom Inc.























National Oilwell Varco Inc.























Exxon Mobil Corp.























ConocoPhillips























Express Scripts
























最終的な買いから完全売却までの期間が短いのは、
Oracle、Monsant、Express Scripts、Liberty Mediaで2四半期。
AT&Tは、3四半期。
の4銘柄。意外な感じを受けた。

Exxon Mobilは、買い終えてから1年間の間に売却している。

IBMでは、最終購入は2016年Q1で終えており、最終的な売却に至るまでは、
2年期1四半期の間しかない。2年ちょっとで、完全売却に至っている。

バッフェット氏は銘柄購入したらなかなか売らないようなイメージを
個人的に持っていたが(アメックスとコカコーラのように)、
2015年以降、25銘柄の株式を完全に手放している。
結構、売買は頻繁にしている。

株式投資は自己責任でお願いします。