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2020年7月12日日曜日

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ナスダック指数は25年でテンバーガー、信じるか信じないかはあなた次第?

ナスダック1万ドルの月間株価チャートをみると、
2000年のドットコムバブル再来じゃないかと、思ってしまうかもね。
株価の上昇ピッチが1999年頃の上昇ピッチに似てきたから。
またか、と思うのも無理はない。


そんなことはない。という見方もある。

ナスダック指数が10倍になるのには、
ほぼ25年かかっているから、何ら問題なしという見方。

100ドルから1,000ドルへは1971年から1995年で約25年。
1,000ドルから10,000ドルへは1995年から2020年で約25年。

結論から言えば、株価チャートは、
どうにでも見ようと思えば、どうにでも見えると言うこと。
チャートは過去の軌跡であって、将来の鑑じゃないから、参考程度で十分。

これから株式投資を始める人は、
これからの25年後、ナスダック指数は10万ドルを目指す。
これって、希望が持てるんじゃないかな?

直近では1万ドル割れもあるかもしれないけど、
10万ドル目指しているなら気にしない姿勢で。

25年も待てないのなら、個別銘柄投資でリスクをとるしかない。

25年で10倍は投資利回りでいうと年10%だから、配当含めなきゃS&P500よりいいのか?
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2020年5月23日土曜日

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指数は上昇するために銘柄が入れ替わる、と考えると最強と思う

米国株の指数であれば、ダウ工業30銘柄、S&P500、NASDAQあたりが代表的で、
これらの指数が低迷すると、経済成長が停滞したか後退したように感じる。

指数が暴落すると、たちまちニュースになって、景気不安を煽る。
指数が上昇している間は、好景気に沸く。実態は別としても。

そう考えるなら、指数が低迷するのはできることなら避けたいと思う。
経済成長を担う政府なら、そう思うはず。
指数といっても、所詮は採用基準を満たした30銘柄か500銘柄の合計株価を
加工・調整した平均指数。
指数が仮に上昇しないなら、どうする?

ずる過ぎるかもしれないけど、銘柄を入れ替えて、指数のかさ上げをする。
まぁ実際は、緊急の財政出動や景気刺激策を行って、株価指数の上昇を見込む。

ダウ30工業指数にGEが除外された理由は知らんが、GE株価が10ドル未満のまま、
今でもダウ工業30銘柄に採用されていれば、ダウ30工業指数上昇への妨げになる。
言い過ぎだね。すまん。

しかし、指数投資のいいところは、『指数は上昇してなんぼのもの』と思う点。
そして、限りなく、資産価値ゼロにならない点。

個別銘柄投資なら、株価ゼロで投資資金消失だから、
指数投資はその点ゼロになるリスクはほとんどない。

指数投資はどの投資信託よりも毎日注目を浴びる株式ポートフォリオと
見る向きもできる。

そして、指数に採用される銘柄は、上昇を期待された精鋭の銘柄。
弱った企業は、すぐに除外される。

ダウ指数が将来10万ドルを目指すなら、
そのときのダウ30銘柄は今現在のダウ30銘柄とは違うだろうなと思う。

ダウ30銘柄全てが最低でも株価3桁は必須の時代になっている気がする。

唯一の欠点は、指数投資にはテンバーガーの夢がないことかな。

米国株指数が30年も低迷すれば、長期投資も鉄板ではなくなる。
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2020年5月17日日曜日

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指数投資の変化を読み取る_SP500からNASDAQへ

バフェット氏がS&P500指数を勧めたことで、絶対視されるようなった指数投資。
指数投資と言えばETFも豊富なS&P500かもしれないが、
コロナ禍によりハイテク(IT、バイオ)の重要性が見直され、
直近のNASDAQ指数の立ち直りも速いことから、
これからはNASDAQ指数投資に人気が集まる可能性は十分ありと思う。

よくよく考えればだ、GAFA+Mの5銘柄はNASDAQ銘柄なんだから。
NY上場銘柄ではない。

NASDAQ指数開始来からのS&P500指数との上昇率を比較にしたグラフ。

NASDAQ指数上場来のS&P500指数の上昇率

NASDAQ指数はS&P500指数と比べれば、ボラが大きいがリターンも大きい。

各指数のETFで比較してみよう。SPYとONEQで。
株価は配当込みの修正データを利用している。
Yahoo!Financeのadjusted closeを採用。


上昇率基準月は、上場が遅いETFのONEQに合わせてある。
2013年からSPYを上回るようになった。しかし、株価の変動はほぼ似ている

S&P500が3千ドル台回復するのが先か、
それともNASDAQ指数が1万ドルに達するのが先か?

テスラ、ギリアド、モデルナ、これらもナスダック銘柄。
話題になっている銘柄のほとんどはナスダック銘柄が意外に多かったりする。
そして、無配、減配の心配をしている銘柄の多くはNY市場銘柄だったりで。

指数投資でも時代の変化を読み取る苦労は必要だ。
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2020年5月7日木曜日

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NASDAQ指数がダウ指数を超える日_世界が変わるなら

ニューノーマルの時代が来るのか、それとも人的交流を懐かしみ、
従来の生活慣行に戻るのかは、全く持ってわからない。

仮に、「ニューノーマル」が到来するならば、
ドットコムバブルよりもはるかに大規模な衝撃が待っていると思う。

インターネット時代の幕開け時に比べれば、今のネット環境は遥かに向上した。
TV会議、オンラインショッピング、ストリーミング放送は確実に進歩し、
日常利用できる水準まで進歩した。
映画を見るのにダウンロードする時間を待つ必要はない。
ダウンロードしながら鑑賞できるのが当たり前になった。
リアル店舗での販売員のアドバイス・知識も、
オンラインショッピングのレコメンド、コメント情報に駆逐されている。

テクノロジーだけの銘柄がNASDAQ銘柄ではないが、
NASDAQ銘柄にレガシーな重厚産業の類はほとんどない。

外出抑制がされると、今までの対面サービス業はことごとく打ちのめされた。
店舗コスト、接客コストに加え、感染コストまで負わされる現実が
従来ビジネス転換を施している。
鉄、石油、プラスチックなどの素材は、需要と供給のバランスをとる経営が難しい。
レガシーな事業を営む企業は、常に事業の転換と配当を求められる。
逆に、新興企業は『成長』と『新しさ』を求められる。

従来の労働環境や事業スタイルが変革するのであれば、
株式市場にも「何がしかの」の影響をもたらす筈。

レガシーな事業銘柄を持つダウ指数が3万ドルを目指す前に、
NASDAQ指数が3万ドルに到達すると考えるのは、馬鹿げた話に思える。
でも株式投資に、馬鹿げた発想は必要と思っている。
あり得んと思っていることは、金融業界では「ブラックスワン」と言って、
言い訳する世界だから。

指数投資の定番は今はS&P500だが、NASDAQ(100)指数はどうだろうと思う。

20年後、NASDAQ指数が、
ダウ指数、S&P500指数、ラッセル2000指数と比較して
一番投資利回りが良かったと、想像するのも悪くはないと思うが。

従来のダウ指数が伸び悩んで、ダウ30銘柄が全てNASDAQ銘柄に入れ替わる可能性もあるな。
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2019年7月15日月曜日

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S&P500のETFが最強で、ダウ、NASDAQ、ラッセル2000はダメなの?

S&P500の投資利回りには勝てないという説がどこかしこにあるので、
他の代表的な指数のETFの設定来の投資利回りを調べてみた。




投資利回り
運用サイトからの数字
配当利回り
Yahoo!Finance参考値
設定年月
ラッセル2000 iShares Russell 2000 ETF IWM 7.85% 1.58% 2000年5月
iShares Russell 2000 Value ETF IWN 8.89% 2.34% 2000年7月
iShares Russell 2000 Growth ETF IWO 5.60% 1.58% 2000年7月
Vanguard Russell 2000 Index Fund ETF VTWO 11.77% 1.23% 2010年9月
Vanguard Russell 2000 Value Index Fund ETF VTWV 10.25% 1.77% 2010年9月
Vanguard Russell 2000 Growth Index Fund ETF VTWG 13.04% 0.64% 2010年9月
ダウ平均株価 SPDR Dow Jones Industrial Average ETF DIA 8.24% 2.12% 1998年1月
ナスダック Invesco QQQ Trust QQQ 7.27% 0.80% 1999年3月
世界株式 Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF VTI 7.25% 1.84% 2001年5月
S&P500 SPDR S&P 500 ETF SPY 9.51% 1.85% 1993年1月
Vanguard S&P 500 ETF VOO 14.11% 1.98% 2010年9月
iShares Core S&P 500 ETF IVV 5.74% 2.02% 2000年5月

背景色が黄色のETFは、設定来の投資利回りが10%以上と素晴らしいが、
これらは2010年から設定されたETFで、非常に若く10年の実績もない。
過去10年の株式相場が好調を反映しており、リーマンショックの影響もないから、
好成績を残しているだけとみることもできる。

次に好成績を残しているのは、SPY。設定来の投資利回りは9.51%。
ダウ指数連動のDIAの8.24%よりも約1%以上上回っている。
ただし、配当利回りは大型株の集まりのDIAのほうが良い。

ラッセル2000指数のETFについては、S&P500のSPYほどの期間実績がなく、
どれも20年未満。

設定期間(19年間)が同じ、IWM(ラッセル2000)とIVV(S&P500)を比較すると、
IWMのラッセル2000指数のほうが投資利回りは良い。

でもね、これらのETFの投資利回りの実績期間は、9~26年間。
実績データとしては、短か過ぎるんじゃねぇ。

バフェット氏がS&P500の投資利回りと比較しているのは、1965年から。
そのときには、まだETFの存在がなく、その33年後にSPYのETFが登場。
S&P500によるETFの登場で、S&P500指数に歪が生じていないかの論文を
誰か書いてくれないか....

参考までに、S&P500とラッセル指数の投資比較については、
ここのサイトのほうが詳しい。

強気相場・経済拡大の後半では大型株のほうが業績を拡大しやすく、
経済が低迷すると、中超小型企業(ラッセル2000指数対象)のほうが
小回りが利く分、好業績を上げられやすいそうだ、

と、私は解釈している。今は強気相場の終わりだっけか?