2020年5月7日木曜日

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NASDAQ指数がダウ指数を超える日_世界が変わるなら

ニューノーマルの時代が来るのか、それとも人的交流を懐かしみ、
従来の生活慣行に戻るのかは、全く持ってわからない。

仮に、「ニューノーマル」が到来するならば、
ドットコムバブルよりもはるかに大規模な衝撃が待っていると思う。

インターネット時代の幕開け時に比べれば、今のネット環境は遥かに向上した。
TV会議、オンラインショッピング、ストリーミング放送は確実に進歩し、
日常利用できる水準まで進歩した。
映画を見るのにダウンロードする時間を待つ必要はない。
ダウンロードしながら鑑賞できるのが当たり前になった。
リアル店舗での販売員のアドバイス・知識も、
オンラインショッピングのレコメンド、コメント情報に駆逐されている。

テクノロジーだけの銘柄がNASDAQ銘柄ではないが、
NASDAQ銘柄にレガシーな重厚産業の類はほとんどない。

外出抑制がされると、今までの対面サービス業はことごとく打ちのめされた。
店舗コスト、接客コストに加え、感染コストまで負わされる現実が
従来ビジネス転換を施している。
鉄、石油、プラスチックなどの素材は、需要と供給のバランスをとる経営が難しい。
レガシーな事業を営む企業は、常に事業の転換と配当を求められる。
逆に、新興企業は『成長』と『新しさ』を求められる。

従来の労働環境や事業スタイルが変革するのであれば、
株式市場にも「何がしかの」の影響をもたらす筈。

レガシーな事業銘柄を持つダウ指数が3万ドルを目指す前に、
NASDAQ指数が3万ドルに到達すると考えるのは、馬鹿げた話に思える。
でも株式投資に、馬鹿げた発想は必要と思っている。
あり得んと思っていることは、金融業界では「ブラックスワン」と言って、
言い訳する世界だから。

指数投資の定番は今はS&P500だが、NASDAQ(100)指数はどうだろうと思う。

20年後、NASDAQ指数が、
ダウ指数、S&P500指数、ラッセル2000指数と比較して
一番投資利回りが良かったと、想像するのも悪くはないと思うが。

従来のダウ指数が伸び悩んで、ダウ30銘柄が全てNASDAQ銘柄に入れ替わる可能性もあるな。
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