時価総額トップ3の銘柄を時価総額:PER(TTM)で列記すると、
アップル :1.659兆ドル: 30.07
マイクロソフト:1.625兆ドル: 35.71
アマゾン :1.587兆ドル: 152.02
※Yahoo!Financeから算出
アップルやマイクロソフトは、かつてPER10台で取引されていた銘柄。
それが今では、PER30まで上昇している。
アップルがPER30まで買われるのは、最近見かけたことがない。
アマゾンは昔からPERで測れるような銘柄じゃないから、無視。
PER30になれば、警戒が必要なレベルだしな。
PER(TTM)30の銘柄を買うということは、
今の直近の利益30年分相当の額(株価)で株を買っていることになる。
かつては10年分で買えた銘柄なのに...
高PERの銘柄を買うと言うことは、
将来の利益は今以上に伸びるはずとの思いがある。
伸び続けないと判断された時点でPER10に落ち着く。
乱暴に言えば、
将来の期待利益は現在の3倍に伸びるだろうから、PER30で買っている。
アップルもビザ並みに買われ始めた。
しかし、アップルとビザでは時価総額が違い過ぎる。
参考までに、ハイテクのオールド銘柄で見ると、PERは10台のままか、それ以下。
時価総額で比較すると、小さな企業に見えてしまうから不思議。
シスコ・システムズ:0.197兆ドル:18.52
IBM :0.102兆ドル:11.46
インテル :0.247兆ドル:11.33
HPQ :0.023兆ドル: 8.04
※Yahoo!Financeから算出
改めて、時価総額のトップ3がPER30以上って、凄いことだよな。
少なくともバリュー、ディフェンシブ銘柄とは呼びたくない。