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2024年6月2日日曜日

記事

高配当銘柄を追うなら、配当貴族候補の増配銘柄を追うべし。

高配当銘柄で良い思い出があるのは、
アルトリア(旧フィリップ・モリス)ぐらいで、
他の銘柄ではろくな結果を生まなかった。
それでもって、配当良さげと思って、
投資する発想は控えた。

それでも高配当には惹かれる。
なぜなら、将来、配当で生活したいと願っていたから。

だから、発想を変えた。

投資元本ベースで将来、
高配当になりそうな銘柄に投資しようと。
当初は1000円の株価で配当利回り1%でも、
増配が継続すれば、
元本ベースで4%になる可能性に賭ける、
(株価ベースでは株価上昇で1%のままかもしれない)
ということ。

配当王、配当貴族銘柄がそれに該当し、
一見良さげに見えるんだが、
「増配疲れ」している銘柄が多いのも事実。
逆に、連記増配のプレッシャーから、
増配率は渋めになってくるし、
増配する余裕がなくても、
増配せざる負えない状況に追い込まれる。

そこで考えたのが、配当貴族候補銘柄。
GAFAMなんかはそれに該当するし、
ビザ、マスターカードも候補銘柄。
そして、配当利回りが極端に低い。
あと、今は株価低迷している、ナイキなんかも良さげだ。

これらの銘柄は、配当利回りが低いので、
配当銘柄としては認知は極端に低い。
低いんだが、それは投資した時点での話。

株価上昇すれば、増配もついてくる、おいしい銘柄。
俺からすれば「隠れ配当生活銘柄」。

一般論として、
高配当銘柄だと株価上昇望み薄で資産増えないし、
低配当銘柄だと株価上昇は望めるが、配当は増えないし、
と思いがちだが、

低配当増配銘柄だと株価上昇が望めて、増配も望める。
投資元本ベースでは高配当銘柄になってくれる。

配当銘柄のテンバーガー保有者は、実は高配当銘柄を保有しているのと同じ。
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2024年1月15日月曜日

記事

高配当銘柄ではなく、増配銘柄で投資元本を回収していく長期投資。

仮に長期を30年と考えて、
増配銘柄に投資したら、何が起きるか?

年間配当利回り50%なら、税金を考慮しなければ、
2年で投資元本を回収できる。
その理屈で進めると、4%なら25年で回収となる。
1%なら100年なので生きている間に回収は不可能。

しかし、配当銘柄の中には増配と言う強い味方がおる。

毎年5%の増配率なら、
72の法則で約15年で配当額は2倍になるので、
配当利回りも2倍(投資元本ベース)になる。

配当利回り2%で投資元本回収は50年で、
ちょっとガチホ保有で回収は無理に見えるが、
増配率5%なら、15年で利回り4%になり、
回収ピッチは加速する。

何言っているか?
わからないと言われそうなのでビザで具体例を示す。

ビザの2014年の四半期配当額が0.1ドルで、
当時の株価約53ドルなので、
当時の配当利回りは0.7%=0.4/53。
現在の四半期配当額が0.52ドル。
この間の年間平均増配率は17%になる。

投資元本ベースの年間配当利回りは
(0.52×4)/53=3.9%
に上昇。

ビザを過去10年保有し続けただけで、
約4%弱の配当利回り銘柄に様変わり。
ディフェンシブ銘柄並みの配当銘柄になる。

増配率が今のまま継続するならば、
さらに10年後には約8%弱の配当利回りになり、
そのころには投資元本も回収間近。
いやー、それは過去の実績ベースの仮定での話でしょう、
今後どうなるかはわからんし。誰もがそう疑う、はいはい。
2014年配当利回り0.7%が10年後には3.9%の利回りに。
しかし、今の株価ベースでの配当利回りは偶然にも0.79%。
歴史は繰り返すかもねぇ。

1%未満の超低配当銘柄でも、増配基調が長期なら、
投資元本は長期累計配当で十分回収できる。
含み益なんて言葉不要になる、
配当で投資元本回収済みなんだからね。
株価×株数がそのまんま投資利益になる。

高配当は高配当のままだが、増配銘柄は低配当から超高配当へと導いてくれる。
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2023年8月4日金曜日

記事

案外、給与よりも米国株配当のほうが安定していたりする。米国株配当も基本、長期的に上昇している事実。

給与とか賞与って、安定した収入源だと思っていたんけど、
結構、査定ガチャ、上司ガチャ、残業代とか、
景気次第で、不安定なものだったな。

給与(昇給)は低めに抑えて、残業削減・増減、
インフレ手当とか、年2回の賞与で報いるから、
結構、年収で見れば前年比でボラあったりするんだよな。

それに比べて、ディフェンシブ銘柄の米国株配当は、
相対的に安定しているほう。俺の経験からだけど。
定期的に増配してくれるし、景気にぶれんし。
ドル円為替の影響を除いたら、滅茶苦茶安定している。

配当の場合は資本収入で、資本の大きさに額が比例するんで、
この安定さを実感する機会はなかなか来ない。
だから、会社勤めの人は給与のほうが安定している、
と思い込んでしまうのも無理はないんだが。

そもそも、収入を得るのに「働く」ことしか学校で
教わっていないから、他の収入のやり方を知らんし、
知ろうとも思わないかも。

昨今のビッ〇モーターの騒動も、経営職は辞任しても、
自社の株主で居続けることで、今後も安定した収入を
図ろうとしているようにも見える。
株主(所有者)がいかに大事か、今回の騒動でよくわかる出来事。

これらに気づいたのは、長期投資の後半になってから。
年間数十万程度の配当収入じゃ、そんなこと考えしないし。
百万円単位になって、毎年増え始めてきて、
年収超え始めてきて、やっと実感できる経験。

ドル円為替リスクがあるから、
円建ての配当だと毎年増えるわけじゃないけど、
ドル建てなら、ディフェンシブ銘柄の配当貴族銘柄は手堅いもの。

増配率もインフレ率越えの増配銘柄に着目しておこう。
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2023年7月4日火曜日

記事

増配・常低配当銘柄と言う存在。

高配当銘柄でうまくいったのは、
企業分割前のフィリップ・モリスのみ位かな。
ほかにもあるかもしれんけど、
思い出せないから、ほかの候補銘柄は、
その程度の銘柄なんだろう。

要は、端的に言えば、俺は、
散々投資記事とかで指摘されているのに、
高配当銘柄の罠(トラップ)にまんまとはまったわけ、だな。
利回りの良い銘柄が目の前にあったら、
その魅力に負けるんだわ。
俺、失敗をすぐ忘れるんで、ガチホするようになった。

それでも、投資を続けられたのは、増配銘柄にも注目していたから。
既存の配当貴族よりも、配当貴族候補銘柄のほうに。
増配率が2桁とかを連続数年間達成しているような増配銘柄。
そして、低配当利回り。

これ、増配銘柄に注目して増配を期待して投資しても、
結果は増配の期待以上に、株価上昇のほうが凄かったことが多かった。
だから、増配しても配当利回りは一向に上昇しない、
代わりに株価が上昇するんで低配当利回り。
常増配・常低配当銘柄、とでも言いたくなる。

低配当利回りなんで、キャピタルゲイン狙いになって、
利確候補銘柄になりがちなんだが、増配がついてくるんよ。
俺にとって、増配が継続する限り、利確する気にはなれない。
株価が上昇せずに下落する場面でも、増配が期待できる。

増配率が良く、配当利回りの低い銘柄はダウ採用銘柄のなかから、
すぐに探し出せる。あえて銘柄は言わないけど。

25年待たなくても10年連続増配銘柄ガチホしたら、良い経験になる。
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2022年7月15日金曜日

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大手企業の夏季賞与平均は約92万。前年比14%増。それ、ドルベースでみたら、減額だろう。

個人的に、日本の賞与制度は嫌い。
まあ、支給されるだけ有難いと思え、
と言われれば返す言葉ないが。

支給日まで在籍していないと貰えないのが、
日本の賞与制度。
転職しずらくなる要因のひとつ。
賞与支給日の翌日に退職させてくれる訳ないし。

年収額決めて年12回払いでいいじゃーね。
年度末に目標額以上稼いだら、ボーナスで。
年度末以前に退職したら、日割りでボーナス支給で。
目標クリアしたらだけど。

本題に戻ると、平均賞与92万円って、そんなに貰ってるんだ。
媚びない、忖度しない、群がりたくない3拍子の
考課ボロクソだった俺には無縁の額だな。

平均なんで、中央値は下がるんだろうけど。

前年比14%とあるんで、前年は80万円。
当時のドル円為替を適用して、ドルベースでみると、

92万円の今の為替レート138円/ドルで、6,666ドル。
80万円の当時の為替レート110円/ドルで、7,272ドル。

ドルベースで見たら、賞与減額されているんよ。
でも、日本で生活しているんだから、
円貨で上昇していれば何ら問題ない、
と思っているでしょう。
米ドルなんて無縁の人がほとんどなんだから。

ところが、米国株投資していたら、そんな気になれんのよ。
ドルベースで資産を増やさないと、資産増えた気にならない。

為替は魔物で気まぐれなので。
ドルベースでは資産減らして、
円ベースでの資産増加(円安効果)は正直嬉しくない。
日本で賞与増額の報道聞いても、今の円安見ていたら、
ドルベースでは減額なんだがなぁと、考えてしまう。

そういう思考になっている。俺の頭は。

増配率10%越えの銘柄なんか、今年は結構ある。
それもドルベースで10%以上だからね。
忖度も、気配りも、同調圧力もない、
増配銘柄を保有しているだけで、得られるもの。

賞与よりも増配だろう。
そういう思考になっている。俺の頭は。

そう思っていたら、
賞与考課で身を粉にして社内競争するよか、
増配のほうが遥かに気楽、俺の性格には。

勤めていた人事考課のチャック項目が100以上あったときは、正直、人事って馬と鹿かと思った。
好きか嫌いだろう、結局はさぁ。
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2021年5月14日金曜日

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連続増配も複利のようなものだからね、侮るなかれ。

あくまで複利のように見えるだけだからね。
でも複利で平均して計算してみようと思う。

ナイキの増配利回りを計算してみよう。
1987年に$0.000625 (株式分割遡及済)が2021年は$0.275に。
35年で$0.000625から$0.275なので、複利の年間利率は18.99%。

ホームデポなら、
1987年に$0.000658 (株式分割遡及済)が2021年は$1.65に。
35年で$0.000658から$1.65なので、複利の年間利率は25.06%。

ウォールマートなら、
1974年に$0.000098(株式分割遡及済)が2021年は$0.55に。
48年で$0.000098から$0.55なので、複利の年間利率は19.70%。

増配率2桁を軽く達成している。
正直、計算に自信がない。
間違っていたら詫びる。
けど、この仮定で話を進めると、

年度の増配率の増減はあれども、毎年の増配を享受し続ければ、
配当の伸びも株価並みの上昇が期待できる(と思えば、)
キャピタルゲイン投資家でさえ、配当も馬鹿には出来んだろう。

配当も30年増配続ければ馬鹿にはできない金額に成長する。
それも長期投資たればの話。

増配率3%も30年継続すれば、どれだけ増えるか計算できる?
増配たったの3%かよ、ちぇっ、と思う前に、
3%だから毎年増配できるんだなぁ、と思うことも必要。

配当開始直後の数年間の増配率は良くても、
事業成長が鈍化するにつれ、やがて増配率も落ちてくる覚悟は必要。

あと、配当開始の配当額が極端に少ないのは、
株式分割遡及しているからで、当時はそれなりの額だからね。

投資って、この数%の利益を享受できるかどうかなんだよ。
長期では。
それゆえ、投資信託の年間運用手数料が1%以上は
「バカでかい」ほど大きいコストに見える。

数年しか銘柄保有しないなら、「ちり」は「ちり」でしかない。
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