2021年5月14日金曜日

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連続増配も複利のようなものだからね、侮るなかれ。

あくまで複利のように見えるだけだからね。
でも複利で平均して計算してみようと思う。

ナイキの増配利回りを計算してみよう。
1987年に$0.000625 (株式分割遡及済)が2021年は$0.275に。
35年で$0.000625から$0.275なので、複利の年間利率は18.99%。

ホームデポなら、
1987年に$0.000658 (株式分割遡及済)が2021年は$1.65に。
35年で$0.000658から$1.65なので、複利の年間利率は25.06%。

ウォールマートなら、
1974年に$0.000098(株式分割遡及済)が2021年は$0.55に。
48年で$0.000098から$0.55なので、複利の年間利率は19.70%。

増配率2桁を軽く達成している。
正直、計算に自信がない。
間違っていたら詫びる。
けど、この仮定で話を進めると、

年度の増配率の増減はあれども、毎年の増配を享受し続ければ、
配当の伸びも株価並みの上昇が期待できる(と思えば、)
キャピタルゲイン投資家でさえ、配当も馬鹿には出来んだろう。

配当も30年増配続ければ馬鹿にはできない金額に成長する。
それも長期投資たればの話。

増配率3%も30年継続すれば、どれだけ増えるか計算できる?
増配たったの3%かよ、ちぇっ、と思う前に、
3%だから毎年増配できるんだなぁ、と思うことも必要。

配当開始直後の数年間の増配率は良くても、
事業成長が鈍化するにつれ、やがて増配率も落ちてくる覚悟は必要。

あと、配当開始の配当額が極端に少ないのは、
株式分割遡及しているからで、当時はそれなりの額だからね。

投資って、この数%の利益を享受できるかどうかなんだよ。
長期では。
それゆえ、投資信託の年間運用手数料が1%以上は
「バカでかい」ほど大きいコストに見える。

数年しか銘柄保有しないなら、「ちり」は「ちり」でしかない。
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