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2021年6月3日木曜日

記事

早期リタイアは老後の金融危機を回避することでもある。

セミリタイアでも、早期リタイアでもいいんだけど、
ともかく、そうしたい理由の多くは、
働きたくないから、人間関係に疲れたから、
って言うのが世間の相場。
ちょっと風当たりは冷たい。
みんな頑張っているんだから、逃げるな、みたいな・・・・・・。

そして、リタイアしたら、したで、
暇になって孤独になるぞ、とネガティブなことしか言わない。

まぁ、はっきり言うと、
リタイアできるだけの十分な資産を作った時点で、
それは、妬みや嫉妬に代わるんだなと思っている。

定年まで居続ければ何とかなるしょ、定年まで正社員勝ち組、って考える人と
リタイアする=労働以外からの収入に頼る、ことを一生懸命に模索する人。
どっちが、老後に対して心強いと思う?

サラリーマンが退職すると世界はがらりと変わるよ。
社会保険、税金はぜーんぶ自分でやらなきゃいけない。
今までは会社が全てやってくれたけどね。
収入は年金だけが頼り。残業で稼ぐとか、賞与なんかないから。
年金って、まず増えないから。少なくとも手取りは。
会社員なら、年齢給とか毎年昇給とかあって、モチベ保てたかもしれんけど。

会社勤務やめてーよ、と聞くと、
一瞬、わがままなとか、情けないとか感じるかもしれんけど。
これ、
会社勤務辞めて生活するには、どうしたらいいか、
と考える機会(きっかけ)になるんだな。

リタイアしたいと思う気持ちは、
最初は労働からの逃亡かもしれんけど、
これ、実際に取り組むとなる相当大変なこと。

それが実現できるっていうのは、相当の才能。
配当で暮らすには、どうしたらいいか、
真剣に考えるんだからさぁ。定年迎えるよりも早くに。

一般の会社員が市場金利なんか気にする?
どの企業が毎年売上伸ばしているから気にする?
PERだの、PBRだの、配当利回りだの調べる?
調べねーよ。
エクソン・モービルの株価追ってれば、
なんとなくガソリン価格わかりそうになってくるから不思議。
シェブロンでもいいけど。

上司や顧客に忖度するよりも、こっちのほうが全然、
面白いと感じれば会社勤務には向かないんじゃない。

リタイアした後だって、収入は増やすからね。
暇じゃないぞ。
昇給はいつかは止まるけど、
配当貴族の増配はなかなか止まらない。

無配になると経営者が解雇される米国企業のほうが、株主と痛み分けできる。反対に、日本は経営陣が居座り続ける。
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2020年6月21日日曜日

記事

資産評価額ではなく、資本収入額でリタイアを決めるべき

「セミリタイアできる資産額はいくら」の話題は事欠かない。
1億円もいらない、5千万円でもやりくりすれば可能だ、とか。

これに対する反論。
セミリタイアするのに「資産額」を基準にする点が納得できない。
背景に資産の切り崩しで、セミリタイア生活を送ろうとしているから。

セミリタイア生活で重要な点は、
毎年安定した収入が得られる
かどうかに注目すべき。

資産5千万円で手取り年間生活費3百万円想定なら、
税控除後の配当利回り6%は必要。
税込みなら、7%後半の銘柄で構成する必要がある。
日本株では無理なので、米国株となる。

米国株式を長年保有していれば分かるが、保有銘柄の時価総額なんか安定しない。
そもそも、資産額の根拠は株価なんだからね。
株価が安定する訳ない。債券じゃあるまいし。
毎年、2、3割程度は下振れする。時には4割下げ。
5千万円でも、来週には4千5百万円にさがったり、その程度の目安しかない。

時価総額なんて、そんなもん。

最後に、セミリタイアを考える契機は、(私の個人的な意見だが、)
毎年の配当額が安定してきて、それが年間の給与収入を上回り始めたら...
まさに、その時じゃないかと思う。

セミリタイアを前提に株式投資を勧める人は普通いない。
資産を増やすために株式投資するのが普通。

資産が増えてきて、そこから生まれる配当収入が最初は小さくても、
継続すれば、やがて馬鹿にできない金額になる。

そこまでたどり着くのが大変なんだが、
せっかちな人は最初からセミリタイアの資産額を聞きたがる。

ところで、セミリタイアのセミってなんだ?
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2019年9月12日木曜日

記事

セミリタイア、中途半端な響きに聞こえるが、結局リタイアしないんだよね。

セミリタイアの言葉はよく聞くが、『フルリタイア』の言葉はあまり聞かない。

世間で言うセミリタイアっていうのは、勤労は『ほどほど』にして、
投資利益、配当で勤労収入の『ほどほど』の不足分を補うイメージのことか!?

具体的に言うと、勤労の『ほどほど』は正社員の身分を確保しつつ、
転勤しない、残業しない程度にこなし、残業代や昇給が望めない分は、
株式投資で補填する。

どっちかに専念したほうがいい気もするけど、
よくよく考えると、両方の『いいところ』(理想)だけを見てないか?

①勤労の『ほどほど』表現は、抽象的過ぎて個人の労働観に左右されやすい。
 そもそも、『ほどほど』に仕事がこなせるのであれば、誰も苦労しない。
 その時点で優秀だと思うし、残業しなくても仕事がこなせるんでしょう。

 周りが残業当然の職場だと、なお苦しい、帰るのかよ視線の熱いこと。

 『ほどほど』なんて言葉は、『適当に』『うまくやる』程度の意味不明な言葉。
 よく、職場での作業指示で聞くけどね。英語圏でも通じる言葉か?

②常に株式投資で補填できるとは限らない。株価下落、減配。
 仮に、株価下落、減配に耐えられるだけの株式資産築けたなら、
 人に雇われたいと思うか?

もう一回言うが、世間で言う『セミリタイア』というのは、
全然、リタイアしていないじゃん。
だから、『セミ』だっていうのはわかるけど。
逆に、セミワークとは言わないような。
アーリ・フルリタイアに憧れるけど、やはりリタイアできずにいる。
そんな言葉に聞こえる。

正社員を辞めて、パート・バイト収入と株式投資収入を合わせて
セミリタイアと言っているなら、株式投資の収入で暮らせるまで、
正社員で居続けるべきだよ、
パート・バイトは、それはそれで大変だよ。
なぜ人手不足なのか?
お仕事がきつい割に手取りが少ないから。
正社員は勝ち組と言っておきながら、株式投資で成功した後、パート・バイトやる?

勤労収入で会社依存に焦りを感じているなら、
『フルリタイア』目指せるほどに株式投資に専念すべきと思う。

会社を辞めると、社会との結びつきがなくなることを懸念する人もいるが、
社会と結びつきたいなら、まっとうなNPO法人にボランティアア参加する
ことでも可能なんだから。