2019年6月13日木曜日

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住宅ローンは数十年払うのに、投資ではなぜ数十年続けられない?

フラット35の金利は、1.21~1.96%。最長35年の住宅ローン。

仮に、金利1.5%の20年で計算すると、1.5×20=30、
複利の数字72の半分だから、約1.5倍弱に膨れ上がる。
2千万円のローンで、ざっくり大雑把で、約3千万円の支払いになる。

ダウ平均銘柄の平均配当利回りは2.46%ほど。

年間配当率
AAPL 1.46%
AXP 1.33%
BA 1.15%
CAT 2.47%
CSCO 2.50%
CVX 3.96%
DIS 1.28%
GS 1.65%
HD 2.67%
IBM 4.48%
INTC 2.47%
JNJ 2.69%
JPM 2.76%
KO 3.26%
MCD 2.35%
MMM 3.04%
MRK 2.80%
MSFT 1.41%
NKE 1.00%
PFE 3.55%
PG 2.80%
TRV 2.28%
UNH 1.54%
UTX 2.06%
V 0.61%
VZ 4.21%
WBA 3.29%
WMT 2.06%
XOM 4.33%
平均 2.46%

この配当利回りから税金(外国+国内)で約3割引かれるので、2.46%×0.7=1.7%。
配当を再投資すれば複利の効果が望める可能性もあるが、株価に左右される。

住宅ローンの金利とダウ平均銘柄の配当利回りに大幅な差異はない。どちらも1%台。

下記のように言い換えることができる。

株式投資を20年して3千万円の資金を作って住宅を買うか、
住宅ローンで2千万円を借りて、20年間で合計3千万円を支払うか。
そもそも、住宅を買わない選択もある。

住宅ローンを組んで、株式投資をする二刀流を目指すのであれば、
住宅ローン以上の金利を株式投資で稼ぎ出す能力がなければならない。
もしくは、リスクに耐えられるだけの高所得者のみができることで、
庶民の話ではない。

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