「強気相場は、
悲観の中に生まれ、
懐疑の中に育ち、
楽観の中で成熟し、
幸福感の中で消えていく」
まず、毎年円ベースで5-10%増配し続けてくれる米国銘柄がどれだけあるか?
ドルベースなら毎年5%増配銘柄をスクリーニングすれば、配当貴族銘柄の
なかから出てくるかもしれないが、そんなものは為替の一撃でかみ砕かれる。
$1から$1.05の増配当でも、110円から105円への円高でほぼ円ベースでは
増配無しに。
インデックス投資に関して言えば、S&P500を数十年間一定額買い続ければ、
過去の株価推移から将来、億資産の達成は可能なロジックを聞くが、
数十年後の1億円は今ほどの価値のある金額であるかどうかは疑わしい(インフレね)。
そもそも、数十年後の日米の為替相場がどうなっているかは、誰も想像がつかない。
1ドル50円または200円になっているのか、それとも100円か?
固定相場に逆戻りだって、ないとは言い切れない。
私だけかもしれないが、過去にS&P500に投資して財産を築いた記事
(WSJ、Barons、日経などで)を見たことがないのはなぜだろうかと、思う。
個別銘柄の集中投資で財産を築いた人の記事はよく見るが、
インデックス投資で財産を築いても人気の記事にはならないから、
記事にならないだけなのか!?
銘柄に迷ったらインデックス投資やればだとか、
高配当銘柄の再配当投資で資産が増えるなんてのが、
疑いもなく信じるようになったら、
幸福感に浸っているだけなのかもなぁ。
さすが、テンプルトン卿。
株式投資は自己責任でお願いします。
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