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2024年5月26日日曜日

記事

個別株の長期投資は倒産リスクがあるから危険?

俺の経験からすると、
保有銘柄で株価ゼロと言うか、
上場廃止で取引できなくなった銘柄は、
Kマート
メトリコム
ワシントン・ミューチュアル
位かな。

あと、買収されたりで、
結局、保有維持(結局、価値ゼロ)できなくなった銘柄もある。

ノベル
サン・マイクロシステムズ
ルーセント
アキュグラフ(ノーテルに買収されて、のちにノーテル自身が破産)
とか。

保有銘柄の割合数でいえば、1割ぐらい。

過去のブログで、述べた銘柄もあるから、
投資した経緯はそれらの過去のブログに譲るけど、
こんなに投資元本ゼロになる銘柄を過去保有しておいて、
個別株投資を辞めない理由はただ一つ。

個別株投資は当たると「デカい」から。
それも長期だと、さらに「デカい」。

長期投資なんで、30年後の投資先企業が、
どうなるかなんて、俺自身、
確固たる自信があって投資しているわけじゃない。
正直わからない。

わからないんだが、
コカ・コーラ、P&G、J&J、ディズニー、アップルとかの
ブランドは残るだろうな位の希望的観測はある。

ただし、ブランドが残っても、企業が残るとは限らない。
GMのようにいったん破産して、再度GMで企業再生の例もあるし、
GEとか3Mのようにスピンオフやら企業分割して、再生する例もある。

個別銘柄投資で倒産を恐れ過ぎて、
指数投資と考えたこともあるが、
結局、指数投資とて、
倒産まで行くような銘柄はS&P500銘柄から除外されるんで、
指数投資の利益には貢献しない、(むしろ、損をもたらすかも?)
ことに変わりはないはず。

500銘柄のうち、
長期30年生き残れる企業がどれだけあるだろうかと。
S&P500指数投資でも、
倒産(もしくは銘柄入れ替え)による損失は、
指数に反映されているんじゃぁないかと。
指数投資だとさぁ、すべてがオブラートになってしまって、
良くわからんのよ。

結局、そう思ったら、自分で個別銘柄投資して、
分散しても同じだよな、と思い、今に続いている。

要は、保有している銘柄のいくつかが価値ゼロになっても、
他の保有銘柄の含み益でカバーできているなら、
それこそが分散投資の在り方だと、思っている。

勤務先の倒産、買収に比べたら、保有している一銘柄の倒産位、大したことないように見える。
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2024年3月13日水曜日

記事

WindowsもiPhoneも、いまだにCashCow。

今のアップルのiPhoneは、
MicrosoftのWindowsが辿ってきた道と
すごく似ている感じがする。

WindowsOSが一番ヒットしたのはWindows95。
それ以降は現在のWindows11に至るまで続いているが、
もうWindowsリリースで、かつてのような華やかさはない。

1995年から2024年現在の29年も続いているWindows。
それでも、いまだに売れ続けている。
っていうか、使わざる負えんし。

これって、iPhoneも同じような状況で、
結局、毎年新モデルがリリースされて、
徐々に目新しさが年々薄れてきたとしても、
使わざる負えない状況は、どこか似ている。
毎年、買わなくても、電池消耗や経年劣化で、
買い替えは必要になる。

アンドロイド端末に鞍替えすることもあるが、
WindowsやiPhoneと違い、
androidの世界はどこか統一性に欠けており、
乗り換えコストが高くつきそう。

マイクロソフトはWindowsOS(Officeソフト含む)で稼げている間に、
上手くAzureやAIなどの新規事業に活路を見出して成功している。
もちろん、チョンボもある。ノキアの携帯事業買収など。

アップルも似たようなもので、iPhoneで稼げている間に、
上手く次の事業を見つければ良いだけで、一応、
コンテンツサービス事業は次の柱になりそうな気配で、
AIはまだわからない状況。
もちろん、チョンボもある。アップルカーは頓挫したそうだし。

長期投資をしていると、
保有企業の「チョンボ」には耐えないと続けられない。
数年業績低迷で利確、損切りしていたら、ガチホなんか無理。

今のAIブームに乗れたマイクロソフトの株価は好調だが、アップルは軟調。
でも、かつては、スマホの波に乗れたアップル株好調だったが、
マイクロソフトは軟調だったんよ。

だから、両銘柄とも保有しておけば良いじゃん。
どっちが勝つかなんか考えずに。

半導体銘柄も同じで、NVIDIA、AMD、インテル3銘柄保有しておけば、何とかなるんじゃない。
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2024年2月29日木曜日

記事

含み損銘柄を含み益銘柄で補おうとすると、悪貨が良貨を駆逐することになってしまう。

俺はガチホだから、譲渡損益は毎年原則発生しない。
例外はスピンオフとかで、
強制買取になって損益が発生するぐらいかな。

ガチホする前は、
含み益銘柄を利確したら、課税されるので、
その際に含み損銘柄も一緒に売却して、
その年の課税金額をなるべく抑えようとも、
考えていたりもした。

ただ、この考えだと、
毎年の課税対策のために、
株式投資をしてるようなもので、
タイトルにあるように、
含み益銘柄と含み損銘柄との「抱き合わせ投資売買」ばかりに。

分散均等投資も一歩間違えると、同じような過ちを犯す。
含み益銘柄の保有時価総額が増えて、
特定銘柄に偏重することを嫌い、
すでに保有の含み損銘柄を買い増しする行為。
これも、抱き合わせ投資売買と変わらない。

株式市場では、原則、
優良銘柄が不良銘柄を駆逐して、正しく株価訂正されるのに、
個人投資家がいざ株式投資すると、
不良銘柄が優良銘柄を駆逐するようなことを平然とやってしまう。

ただ、俺は不器用なので、優良、不良銘柄の見極めが出来ない。
出来ないから、
不良銘柄が優良銘柄を駆逐するようなことができない、
ガチホを貫いている。

それだけのことで、ガチホ最強とかの強い信念があって、
やっている訳じゃない。
投資後は、運に任しているだけ。

それでも、投資は面白い。何が起こるかわからんからね。
保有銘柄に起こった出来事は、保有していないと他人事だが、
保有していると、経験になる。

含み損銘柄から得られる経験も、株式投資の糧と思えば、そう悪くはない。
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2024年2月7日水曜日

記事

資産減った思い出のほうが多い株式投資。ガチホの弊害だな。

裕福層越えになっても、振り返ると、
資産減らした機会の思い出のほうが、
なぜか記憶に残っているもの。
多分、これ人間の本質なんだろう。

株式投資とて、
数週間で5千万円の含み益を減らしたことは幾度もあるし、
その記憶は確かにある反面、逆に5千万円増えたこともある。
どっちが鮮明に記憶に残るかと言うと、減らした方。

過去の嫌な記憶がなかなか消えない。
ドットコム・バブル、リーマン・ショックとか。

でも、まぁ、消えてくれないほうが良いんだよね。
過去のトラウマに縛られるのが嫌で株式投資を辞めるか、
そのトラウマから逃げずに次に生かすことでガチホ続けるか。
の2者択一と俺は思っているから。

ガチホの弊害は、きついんだよ。
上場廃止になってもガチホ。
株価半値になってもガチホ。
自分からトラウマになるようなことを
自ら進んでやっているようなもんだし(笑)。

その見返りとして、長期保有のガチホで
10倍株以上の含み益をもたらす銘柄に巡り合える、
ことに期待する。

保有銘柄数10銘柄あって、
2銘柄が上場廃止になって、株価ゼロに。
1銘柄が数倍株に。
あとの7銘柄は株価変わらず。

上記のような状況のときに、どう判断するか、なんだよね。
上場廃止になるような銘柄に2銘柄も
投資したことを悔やみ投資センスがないと判断するか、
数倍株で投資が成功したと思うか、さて、どっち?

俺は後者の立場。
それで、今まで株式投資を続けてこれたし、資産も増えているし。
論理的な根拠はなく、経験則に基づくものだが。

何度も言うが、リスクを分散させる目的で分散投資はしていない。
数打てば当たる思いで分散投資している。
そして、当たるなら長期保有で含み益を最大限に増やす。

GAFAMやM7の全銘柄がオワコンになれば、米株式市場自体はオワコンでしょうに。
悲観過ぎるとブル相場に乗れないよ。
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2023年11月16日木曜日

記事

逃げるために株式投資を続けてきた。勝ち負けはどうでもいい。

会社人生が、株式投資と比べて安定しているものか、
と自問したことがある。

ある大学教授が教壇で学生に、下記の問いをした逸話がある。
「勤め人とクリーニング屋の自営業、どちらが安定しているか?」
多くの学生は、勤め人に挙手をした。
まぁ、ざっくばらんな質問なので、どっちかとは答えづらい質問だけど。

そこで、教授は、ある点を指摘した。
「勤め人は勤め先を失えば、それで終わり。転職先を探すことになる。」
「クリーニング屋は顧客を一人失っても、
 他にも顧客がいるので、すぐに終わることはない」

確か、こんな感じの逸話が「となりの億万長者」の書籍にあったはず。
うろ覚えなので、正確には違うかもしれないので、ご容赦を。

この場合、勤め先のイメージは大手企業で、
なかなか潰れない会社に就職するから、
大丈夫という連想も働いているんだろうな。

資本規模の点では、
複数社員を抱えている勤め先のほうが個人事業主よりも安定している、
と思うだろうし。

会社員はよく、顧客本位とか顧客優先とか言うけど、実際は違う。
勤め先本位であって、勤め先が優先なんだよね。実際のところ。
顧客に嫌われても、解雇されない、それも複数の顧客でも、
ただし、上司に嫌われたら、解雇されそうなすれすれの出来事は、
身に降りかかるかもしれない。
株式投資の一言でいえば、「集中投資」。

その点、個人自営業は規模の点で小さく、弱〃しく見えるけど、
多数の顧客を抱えているクリーニング屋なら、新たな顧客開拓で補える。
株式投資の一言でいえば、「分散投資」。

この逸話を読んだときには、確かに理屈の上では、そうかもしれんけど、
勤め人のほうが楽だぞ、と俺は思ったもの、若かったし。

ただ、年を重ねるうちに、集中投資の危うさ、というものを感じ始める。
先輩とか、上司の境遇を目のあたりにするからね。
それでも、会社人生を諦められない。しがみつく人も出てくる。

俺の業務遂行能力から言えば、確実に、同じような境遇になりそう。
クリーニング屋の自営業のほうが良かったのかと。
それも能力的に無理だな。愛想ないし。

どこかに逃げないと、まずいぞ、これ、将来。
どこに逃げようか、分散、分散。
とにもかくにも、数打てばあたるようにしないと。

その過程が、長期分散投資に至った理由でもある。

組織とか集団というのは、その維持のためのストレスはけ口を、組織内の人に向けざる負えないからね。
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2023年7月6日木曜日

記事

特定の銘柄で大損しないようにするのがリバランスなら、儲からないようにしているのもリバランス。

米国株式市場も、日本株式市場も過去最高値を更新していないが、
俺の保有株式資産額は、今年最高値を更新した。

下げては上げてを繰り返して、資産を増やし続けている。
俺はもう特段、保有銘柄をいじることはしていない。
なぜなら、長期的には資産額が増えているんだから、
問題を抱えているように見えんしな。

特定の銘柄に資産偏重しているから、
リバランスするとかの考えには賛同しない。
儲かり過ぎている銘柄を利確して、
その利確した現金であえて違う銘柄に
投資する理由が見当たらない。

GAFAM銘柄がS&P500指数の時価総額の20%弱を
今だに占めているんだから、GAFAM銘柄保有しておけと、
相場が語りかけているのと同じ。

何度も言っているが、俺が分散するのは最初だけ。
あとは放置するだけだから、仮に10倍株になったら、
保有資産額に占める比重は増えるが、
だからと言ってリバランスのために利確しない。
逆に、株価が1/10になって、含み損状態になって
全体資産額の「ほこり」程度になっても、
リバランスのために買い増しはしない。損切もしない。

長期投資を続けて、配当で再投資出来るまでに資産が膨れたので、
新規投資したい銘柄があれば、既存の保有株式の配当で充当できる。
だから、新規銘柄のためにリバランスして、
その利確(損切り)した資金で、新規投資する必要がなくなったことも一つの理由。

そもそも、個人投資家レベルの資産額で、例えば、数百万円~数億円程度で、
分散リスクを「あえて」積極的にとる必要性を感じない。
長期的に好調なら、そのままにしておけば、と思うのが俺の持論。

数百億円もあるなら、債券、株式、不動産に分散すべきと思うけど、
もう、それは法人レベルの話。

分散し過ぎると、自分の知らない分野に資産を預けるリスクが生じる。
不動産の適切な価値なんかわからんし、
株式銘柄でも製薬会社だとさっぱりわからん。

自分で働いてきたり、精通してきた分野・産業の銘柄なら、
多少なりとも知識はあるから、景気の浮き沈みがよくわかるし、
競合企業の強みも理解できる。

要は、自分のよく知っている金融商品で分散しておけば良いんだと思っている。
GAFAM銘柄に投資するだけで、5銘柄に分散しているんだよ。
1銘柄がぐらい脱落(オワコン)しても、
ほかの4銘柄でカバーできそうに思えないか?

経験から言えば、資産の2-3割減少したぐらいで、保有銘柄入れ替えしていたら、今の資産額にはならんかった。
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