と自問したことがある。
ある大学教授が教壇で学生に、下記の問いをした逸話がある。
「勤め人とクリーニング屋の自営業、どちらが安定しているか?」
多くの学生は、勤め人に挙手をした。
まぁ、ざっくばらんな質問なので、どっちかとは答えづらい質問だけど。
そこで、教授は、ある点を指摘した。
「勤め人は勤め先を失えば、それで終わり。転職先を探すことになる。」
「クリーニング屋は顧客を一人失っても、
他にも顧客がいるので、すぐに終わることはない」
確か、こんな感じの逸話が「となりの億万長者」の書籍にあったはず。
うろ覚えなので、正確には違うかもしれないので、ご容赦を。
この場合、勤め先のイメージは大手企業で、
なかなか潰れない会社に就職するから、
大丈夫という連想も働いているんだろうな。
資本規模の点では、
複数社員を抱えている勤め先のほうが個人事業主よりも安定している、
と思うだろうし。
会社員はよく、顧客本位とか顧客優先とか言うけど、実際は違う。
勤め先本位であって、勤め先が優先なんだよね。実際のところ。
顧客に嫌われても、解雇されない、それも複数の顧客でも、
ただし、上司に嫌われたら、解雇されそうなすれすれの出来事は、
身に降りかかるかもしれない。
株式投資の一言でいえば、「集中投資」。
その点、個人自営業は規模の点で小さく、弱〃しく見えるけど、
多数の顧客を抱えているクリーニング屋なら、新たな顧客開拓で補える。
株式投資の一言でいえば、「分散投資」。
この逸話を読んだときには、確かに理屈の上では、そうかもしれんけど、
勤め人のほうが楽だぞ、と俺は思ったもの、若かったし。
ただ、年を重ねるうちに、集中投資の危うさ、というものを感じ始める。
先輩とか、上司の境遇を目のあたりにするからね。
それでも、会社人生を諦められない。しがみつく人も出てくる。
俺の業務遂行能力から言えば、確実に、同じような境遇になりそう。
クリーニング屋の自営業のほうが良かったのかと。
それも能力的に無理だな。愛想ないし。
どこかに逃げないと、まずいぞ、これ、将来。
どこに逃げようか、分散、分散。
とにもかくにも、数打てばあたるようにしないと。
勤め先本位であって、勤め先が優先なんだよね。実際のところ。
顧客に嫌われても、解雇されない、それも複数の顧客でも、
ただし、上司に嫌われたら、解雇されそうなすれすれの出来事は、
身に降りかかるかもしれない。
株式投資の一言でいえば、「集中投資」。
その点、個人自営業は規模の点で小さく、弱〃しく見えるけど、
多数の顧客を抱えているクリーニング屋なら、新たな顧客開拓で補える。
株式投資の一言でいえば、「分散投資」。
この逸話を読んだときには、確かに理屈の上では、そうかもしれんけど、
勤め人のほうが楽だぞ、と俺は思ったもの、若かったし。
ただ、年を重ねるうちに、集中投資の危うさ、というものを感じ始める。
先輩とか、上司の境遇を目のあたりにするからね。
それでも、会社人生を諦められない。しがみつく人も出てくる。
俺の業務遂行能力から言えば、確実に、同じような境遇になりそう。
クリーニング屋の自営業のほうが良かったのかと。
それも能力的に無理だな。愛想ないし。
どこかに逃げないと、まずいぞ、これ、将来。
どこに逃げようか、分散、分散。
とにもかくにも、数打てばあたるようにしないと。
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