2023年11月17日金曜日

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円安・米国高に酔いしれて、幸福感の中で消えていくんだよ、強気相場は。さぁ、今から準備を。

テンプルトン氏の言葉で、良く引用されるのは
「強気相場は、悲観の中に生まれ」の最初の部分だけなんだよね。
最後の、
「幸福感の中で消えていく」ことに関しては、あまり引用されない。

1ドル150円がなんか固着しちゃって、円建てで見ると、
米国相場は過去最高に達している気がする。
これは米国株に投資している日本人だけの出来事。

この幸福感で高揚している人は多いだろうな。
もうそろそろ、朝起きたら○○増えている、が蔓延しそうな気がする。

でもねぇ、この幸福感はいつまでも続かないことは、気に留めておかないと。
円高になったら、米国株下げたら、両方来たら、
円建ての下げのスピードも加速する。
これも米国株に投資している日本人だけの出来事。

長期投資で重要なのは、悲観に耐えることが重要視されそうだけど、
去った幸福感を追わずにいることも重要なんだよ。

あの時はなぁ~良かったな~、っていうのが必ずあるから。

利上げ後退観測予想で、株価上昇しているだけで、
まだ実態は伴っていないから。まだ、火種は残っている。
米国の利上げ後退観測なのに、ドル円為替は無風状態。
なんか、なんか、おかしくないか?
でも、今は円安・米国高に酔いしれてるから、どうでもいいや。
って気持ちでしょう。
いいんだけよ、それで。
長期投資だって、浮かれる時は浮かれるべき。
そのためにガチホしているんだからよ。

でも、その最高値にしがみついて、
短期売買に走るとロクな結果を生まない。
資産額の最高値はいずれ、取り消される。
ただし、いずれ、更新する日がまたやってくる。

今年は頂上を登行できたが、次の山頂を頂くには、
いったん下らないと行けない。
まぁ、そういうことの繰り返し、長期投資は。

明けない夜はないけど、いずれは暮れるんだぞぃ。
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