2021年5月10日月曜日

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分散投資が長期で成功すれば集中投資になるんだよねぇ。

S&P500のETF投資の組入割合構成みれば、
幾ら500銘柄に投資したところで、
結局、特定の銘柄に偏ってしまうことがわかる。

VOOの2021年3月31日時点の上位銘柄トップ10は下記の通り。

5.70%:Apple Inc.(AAPL)
5.26%:Microsoft Corp.(MSFT)
3.91%:Amazon.com Inc.(AMZN)
2.09%:Facebook Inc. Class A(FB)
1.83%:Alphabet Inc. Class A(GOOGL)
1.76%:Alphabet Inc. Class C(GOOG)
1.52%:Tesla Inc.(TSLA)
1.43%:Berkshire Hathaway Inc. Class B(BRK.B)
1.37%:JPMorgan Chase & Co.(JPM)
1.28%:Johnson & Johnson(JNJ)
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VOOの時価総額は上位10銘柄で26.15%を占めている。
残りの490銘柄で73.85%。

集中投資って聞くと、
数銘柄に投資して大当たりを狙うイメージがあるけど、
敢えて誤解を承知で言えば、
VOOは上位10銘柄の集中投資と見えなくもない。

VOOが保有する銘柄で
一番大きい保有時価総額はApple Inc.で約394億ドル。
最下位はNews Corp(Class B)で約34万ドル。
もう、雲泥の差。
News Corp(Class B)の株価なんて、どうでもいいレベル。
Apple Inc.の株価だけ見るよね。

そう思えるなら、
500銘柄の分散ポートフォリオが集中投資のポートフォリオに
なっている(ように見えない?)。

分散投資+長期投資=集中投資

分散投資でやっちゃいけないのは、
含み益たんまりの銘柄を利確する、
ことだとわかる。

500銘柄も保有していて、
Apple Inc.(AAPL)の資産保有割合が5.70%は偏り過ぎだから、
Apple Inc.(AAPL)の株売却して、
News Corp(Class B)の銘柄を買い増そう、
とは思わないよね。

個人投資家なら、分散投資は好きな銘柄だけ投資すればいいと思う。
分散し過ぎて投資利益が少ないんじゃなくて、
投資期間が短いから利益が少ないんだよ。

分散しないでGAFAM、MVPのような銘柄を取りこぼすより、
分散し過ぎてGAFAM、MVPのような銘柄を
長期で持っていたほうが良かったんだから。

ただ持っているだけで良かったんだよ、暇だけど。

ニフィティ・ヒフティの現代版がGAFAMってバロンズ誌が語っていた。不吉な嫌味にも聞こえる。
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