2020年9月22日火曜日

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長期投資なら、当分の実現利益は「配当」だけになる。贅沢できないよ。

長期投資でつらいのは保有株式の株価上昇による実現利益がないこと。
売れば、すぐにでも利益は実現(手元に現金化)されるが、
長期(例えば数十年)保有だから、おいそれとは売れない。

長期投資している間の唯一の実現益といえば、配当しか思いつかない。
否が応でも口座に振り込まれる。税金抜かれて。

投資銘柄でガチホと決めたなら、株価上昇による恩恵は数十年先。
そうなると、株式投資では「お金は出ていく」ばかり。
一般庶民レベルなら、現実的にはつらい。

すぐそばには、含み益(コップ一杯の水)があるのに、喉の渇きを癒せない。
だから、「配当」という「雫」で喉の渇きを癒すしかない。

そう考えれば、税金抜かれても、「配当」も悪くはない考えに見える。

ビザが上場して10倍株になっても、長期投資なら、まだまだ売れない。
事業成長が衰えている訳でもない、競合相手はマスター位、売る理由を探すほうが大変。
でも、ビザ株投資で使った現金は株式のまま。

せめてもの、慰めは、増配。
現在の配当利回り1%未満は泣けてくるが、
10年前の投資元本ベースなら、タバコ株の配当利回りに負けないぐらいにはなる。

理解するのは簡単だが、これを実感するには、ビザを長期保有しないと、
わからんだろうと思う。

特定銘柄をガチホして株式投資するっていうのは、思っているよりも相当ハード。
手元に現金がない「淋しさ」をどこかで埋めなきゃならない。
証券口座にいくら、億の資産があろうとも、それは理論上の資産。
売ることができて初めて現金が手に入る。

長期投資している間は、金持ちにはなれないというか、贅沢できないんだよ。

長期投資の果実を初めて手にしたときに「贅沢」できるんだが、
そのときには「贅沢しよう」とは思わないだろう。節約は止めるけど。
その苦労を無駄にできない。贅沢したら、歯止めが効かない。
生活に苦労がないことが何よりもの「幸福」だから、それが贅沢ともいえる。

あと、自分で選択できる自由時間が手に入ることかな。
会社員生活にしがみ付く必要がないのも、気が楽。
数万円の残業目当てとか、昇給に「あくせく」する必要もないから。

俺が言う、「長期」は最低でも30年以上だから、数年じゃない。

株式指数は「長期的には」右肩上がりじゃないと、成り立たないんだろうな、学者じゃないからわからんけど。
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