2020年5月26日火曜日

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JNJ、PG、KOを長期で保有し続けられる?_値動きのトロさに我慢できる?

長期投資の何が不満かって言うと、

①株価の値動きがとろい
 ブル相場ではグロース株ほどのワクワク感がなく、
 ベア相場では下落しない訳もなく、きちんと下落してくれる

②業績に大きな驚きはない
 売上、利益が毎年2桁成長する訳もないので、グロース株のようなイケイケ感なし

③配当利回りはそこそこ
 増配は定期的にされるが、増配率は大方地味。
 2~3%の配当利回りがあればいい位。

④(業績以上に)噂に左右される
 従来の炭酸飲料はオワコン、これからはミネラルオーター、エナジードリンクが流行り。
 飲料、医療製品を扱っている以上、副作用、健康被害とは無縁ではいられない。

ディフェンシブ銘柄って、言葉の響きはいいんだけど、実際は、
上昇相場の時は相対的に大した株価も伸びないに、
下落相場の時には一緒に株価下落してくれる。

JNJ、KOなんかは10年で株価2倍になってくれれば、出来すぎ感ぐらいある。
下手すれば、10年後、株価変わらずも十分あり得る。
しかし、何よりもの強みは、配当がきっちり支払われることと増配を維持している点。
ボーイング、GEのように転げ落ちるイメージはなかなか想像できない。
かつて、P&Gは財テクミスで暴落したときがあったが、例外中の例外だろう。

JNJ、PG、KOはほぼつねにバリュー株であって、
MSFTのようにクラウド事業への転換を図ることでグロース株に変身することもない。
MSFTはクラウド事業転換に成功したおかげで、再度事業成長を図ることができた。
それは大きな賭けでもあった訳で、成功しなければ、第2のIBMになる可能性もあった。

しかし、JNJ、PG、KOは継続事業が安定しているので、
大きく事業転換を図る必要もない。

コカコーラの小売販売を止めて、
インターネットでのサブスクリプ販売に切り替えるなんてことはしない。
『飲みたいときに、すぐ買える』は不変だろう。

買いたいときに、買える株価はなかなかやってこないが、
逆にいつ買っても、30年も経てば損はしないだろうと思うのが、
JNJ、PG、KOの特徴と思っている。

長期投資に飽きると、売買を繰り返すことになるので注意が必要。
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