2020年5月26日火曜日

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ダウ30銘柄の高配当筆頭銘柄→話題にならないダウ・インク

代表的な高配当銘柄、アルトリア、エクソン・モービル、シェブロン。
これらの銘柄が話題になると、
健康を害するだの、二酸化炭素排出の温暖化だの、先行きの暗い話題になる。

高配当銘柄になると途端に、ネガティブな話題(反ESG銘柄)が先行する。
ネガティブだからこそ株価が抑えられて、高配当利回りになってしまうんだが。

しかし、なぜかダウ30銘柄で高配当利回りを達成している
新生ダウ・インクに関しては、誰も話題にしない。影が薄い?

ダウ・インクの今の配当利回りは、7.82%。
エクソン・モービルは7.80%だから、石油メジャー並みの配当利回り。

デュポンとダウ・ケミカルが合併してダウ・デュポンになって、
その後、ダウ・デュポンからダウ・インクが独立して、ダウ30採用銘柄になっている。
ダウ30とダウ・インクと名前も混同しそうだから、影の薄い銘柄かもしれない。
一般消費者にダウのブランドが浸透するような商品を直接提供している訳ではないので、
スリーエムと比べても、馴染みが薄いかも。

ダウ・インクは景気敏感株の素材セクター銘柄のなので、
今の経済状況は芳しくないのは確かだろうし、それが今の高配当利回りの要因かも。

合併・分割すると、配当貴族銘柄から除外され、
この手の企業を投資銘柄対象から逃してしまう恐れがある。

他の例としては、モトローラ、ヒューレット・パッカードもそれに該当する。
高配当銘柄ではないが、企業分割後、増配は定期的に行われており、
事業分割の必要性はあったかもしれないが、大きくブランドが棄損した訳ではない。

ダウ、モトローラ、ヒューレット・パッカードは、
今ではオールドなブランドに見えるかもしれないが、
着実に配当(増配)は支払われているし、見逃すには少し惜しい気もする。

ダウ・ジョーンズとダウ・インク、ダウだけならどっちを指しているのかわからん。
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