2020年3月8日日曜日

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株式市場が荒れ狂っている時こそ、配当銘柄は心強い。

キャピタルゲインは、原則、株式市場が荒れれば荒れるほど投資機会は増える。
暴騰しようが、暴落しようが構わない。基本は値幅が取れれば良い。

しかし、現実は違う。
キャピタルゲイン派が勢いずくのは上昇相場のときだけ。
下落相場のときは、下落幅を利益に変えずに『とんずら』する。
オプションや先物を買うほどの自信がないから、上昇相場の現物買いのみとなる。

個別銘柄投資のキャピタルゲイン目的な人は、
経済が好調だった時の企業業績ばかりを見ている。

経済が好調だから、企業業績が良かったときのことしか考えない。

ビザで例えてみよう。

ビザ株が好調だった一つに、経済が好調だったこともある。
キャッシュレスだのフィンテック銘柄だの事業モデルに惚れすぎて
過大評価していたかもしれない。

世界中の消費行動が拡大しないと、カード決済ボリュームも伸びない。
景気が冷えれば、消費は一般的に減る。なら、決済金額も減る。
リアル店舗の消費が冷えて、オンライン決済の消費が増える傾向があったとしても、全体の購買消費量が減れば、ビザやマスタでさえ売上は減る。

じゃ、インカム目的の人はどうなんだろうか?
一番の目的は、配当を増やすこと、それも投資元本は少なければ少ないほど良い。
減配(株価下落相当)に賭けるようなことはない。
現時点で、減配に対するリスクヘッジ商品はない。

だから、配当についてに関心事は、増配と配当維持
世の中が不景気になっても、
キャッシュローなかで配当金を長期出せる計画を持っている企業だと、
配当を目的とした投資にとっては安心だ。

配当を出すために、
社債を発行したり、借金したり、
配当性向が9割以上だったりすると、
常に減配、無配の心配が頭をかすめる。

マイナス金利の世の中なら、配当利回り2%は高配当に見える!
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