2020年2月5日水曜日

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年収額と投資額によって投資感覚も違うだろうな_指数利回りを求めない資産規模

平均年収400万円の人が「億り人」なら、果たして働く意欲が沸くかなと思う。
年収1千万円の人が投資金額1千万円なら、投資やる気あるのか?、とも思う。

投資規模が数百万円、数千万円、億円となると、
株式投資のやり方も当初よりは変わってくるだろうな。

億り人の投資スタイルを真似ても、それは億を持っている人の投資方法であって、
資産数百万円の投資スタイルで、それが適用できるかは別問題だからね。
バフェット氏の投資銘柄が必ずしも参考にはならない、のと同じ理屈。
投資規模が違う。

数億円の投資金額を持っている人で贅沢を望まない生活を望むなら、
当初のアグレッシブな投資から安定した株式投資に鞍替えしても不思議ではない。

複利で年利回り7%の条件なら、10年で資産は約2倍になる。
10年間投資利回り7%を継続できるほどのハイリスク・ハイリターンを
求めた成果が10年で資産約2倍。
立派だよ、この超低金利な時代に10年で2倍なんだから。

日本の平均年収額で勤務してきた会社員が長期投資で「億り人」になったとしたら、
さらに株式投資でさらにハイリスク・ハイリターンを求めようとするだろうか?

年収400万円で過ごせた人は、1億円の資産があれば十分、経済的自由を得られる。
1億円を取り崩す必要すらないかもしれない。
配当で賄えるだけの生活スタイルや税金などの金融知識を得ているからね。
私なら、その1億円を減らさない株式投資方法に変える。
安易にさらに2億円を目指すは必要はないはずだと思っている。

ただ、1億円を減らさない株式投資方法が逆に資産を、
2億円に膨らませる可能性もあるから個別銘柄投資は奥深い。

更に言えるのは、自分の身の丈にあった資産が築けた時点で
S&P500投資利回りと争ってどうする?

そもそも、投資信託やETFが指数比較をするのは、
自分の投資実績を見せる必要があるから、しているのであって、
個人投資家までが指数と争う必要は本当はないはず。

S&P500指数がある年3割下落、自分の評価資産は2割の下落、果たして嬉しいか?
S&P500指数に勝ってもさ、自分の資産を減らしているんだよ。
何かと比較しても、無駄な作業に見えないか?

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