2020年1月4日土曜日

記事

株式投資で、資産の時価目標額は決めない_平均値と複利で計算できないから

S&P500の指数投資は過去実績平均7-8%だから、それをもとに将来の資産額を想定する人が多い。それじゃまるで債券投資の複利の発想。

長期の30年間投資なら平均値に収束するのだから、30年後の資産評価額も予測可能とする反論があるかもしれないが、そもそも50年後の資産評価額を聞いてうれしいか?

30年間ものあいだ、ずーーっと何かを持ち続けるっていうのは、

相当にだらしないか(要は忘れている)
相当に几帳面で忍耐強いか

のどちらか。

夏休み、冬休みの目標すら数日後に忘れるのに、30年後の目標を維持できるか?
勤務先の会社ですら、毎年目標をころころ変更して、変化に対応したものが生き残れるとか、訳の分らんこと言っているけど。だから、ガラパゴス呼ばわりされるんだよ。

億り人の記事でも、
1億円の目標を目指してなったというよりも、
どちらかというと結果として1億円越えになってしまった
というケースのほうが多い気がする。

株式投資の株価がどのように形成されるかは、いまだに謎だらけ?
いくら論理値の株価を算出したとしても、その通りにはならない。

株式投資でご法度なのは、平均値と複利
これは過去の実績値で計算した値、将来も保証されている値ではない。
住宅ローンなら複利計算できるけど、株式投資にそれを当てはめようとする発想は頂けない。

例えば、P&G株が過去30年の年間株価上昇率平均値と投資利回りを出したところで、次の30年間をそれで占おうとする人はほとんどいないよね?
しかし、指数投資になると、なぜ、それを当てはめようとする。

なぜだ?

将来は不安だから何かにすがりたい、なら、このボタンにすがろう、何もしてくれないけど。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村



0 件のコメント: