2019年8月22日木曜日

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高配当銘柄のAT&Tとて、過去3ケ月ではビザ株並みに株価上昇。

AT&Tは昨年までは30ドル割れまでいったのに、今は35ドル越え。
そのおかげで配当利回りは6%を切っている。

その反対に、アルトリア・グループは52週最低値付近近くの40ドル中盤に留まっている。
そのためか配当利回りは7%に迫る勢い。

どちらの銘柄も、一般消費者相手に、月決めの通信費や嗜好性の高い商品で
一定の収入が確保できる事業を営んでいる。

高級品や流行品を販売しているわけではないので急激に売上が落ち込む心配もないし、
一人の消費者が支払う金額も100ドル単位というほどではないので、
すぐに支払いをためらうものでもない。
多少の不景気がきても、我慢して払い続ける確率は高そうに思う。

3か月間の株上昇率で見れば、ビザ株並みの株上昇しているAT&T株。
2019年5月22日 ビザ:$162.64 AT&T:$32.14
2019年8月21日 ビザ:$176.34 AT&T:$35.16

ビザ株上昇率:8%=(176.34-162.64)/162.64
AT&T株上昇率:9%=(35.16-32.14)/32.14

まぁ、これはAT&T株を贔屓目にみた見解で公平さを欠く。
半年以上の株価上昇ならまだビザ株のほうが上昇率は圧倒的に優勢。

でも、高配当のAT&T株が30ドル割れまで売り込まれていたのは、
タイムワーナーの買収リスクの要因もあったかもしれないが、
今からみれば30ドル割れはお得感があった。

高配当銘柄は、ときに配当性向の高さから、減配リスクを見込まれて、
株価が下げる時がある。この見極めは非常に難しい。
AT&Tと違い、クラフト・ハインツ、Lブランズは減配と共に株価下落だからなぁ。
今のアルトリアはどうなんでしょうかね?

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