高PERの銘柄を買うのは、非常に気持ちが昂る。なぜかって?
みんなが買っているからさ。
高PERであることは、将来業績が伸びることをみんな確信しているから。
今は割高でも、いずれ将来からみれば、今の株価は割安なんだよ、
とみんなが思っている。
「みんながしている」ことをするのは、凄い安心感があり、言い訳にもなる。
アップルなんてPERは20倍にすら到達していない17程度。
それに反してマイクロソフトのPERは27。
iPhoneの業績は枯れて、反対にAzure事業の躍進のせいかもしれない。
ビザのPERも37あたりまで上昇している。
ビザのPERの半分しかないアップルは、IBM並みのPERに近づいている。
アップルはいずれIBMの2の舞になろうとしているようだ。
その割にはアップルは、IBMの配当利回り程の高配当ではない。
それにしても、ビザ、マスタとて企業単独では業績を伸ばせられない。
プラスチックのクレジットカードの代用になりつつあるスマホの台頭が
カード決済件数・量の後押しをしている面があるから。
iPhone、androidスマホの販売が落ちれば、
スマホ全体の販売が落ち、
新規のスマホユーザがいなくなれば、
既存利用者のスマホ決済件数の増加しか見込めなくなる、とも考えられる。
アマゾンのオンライン売上が落ちれば、カード決済件数も落ちるかもしれない。
GAFAにビザの頭文字がなくても、もう組み込まれているのかもしれない。
ビザのPERがいずれ20台に落ち着くまで業績が上昇し続けるか、
それとも、IBM、アップルがPER20台までの買われるほどの将来の業績を示すか、
はわからない、しかし今は、ビザのほうが明らかに優勢。
みんなそう思っている。そう思っているから、怖い面もあるのだが。
過去数年、ビザは買われ過ぎとの記事が出てくる中で、株価は上昇し続けている。
上記の銘柄で唯一、バフェットが手を出さなかった銘柄はマイクロソフトとアマゾン。
IBM(今は持っていない)、アップル、ビザはバークシャ・ハザウェイの
ポートフォリオに入っている。
アマゾンは買っておけばよかったと悔しがったが、
マイクロソフトは悔しがらなかった。なぜだ?
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