2019年7月9日火曜日

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キャピタルゲイン狙うならダウ銘柄よりグロース株、有配より無配、現物よりコール

配当がある企業は、その現金を事業に利用することはないから、株主に分配する。
自己株式買いも似たようなもので、1株当たりの利益を上昇させることに使われる。

キャピタルゲインに確固たる自信があるなら、
現物よりコールオプションの買い手になるほうが、レバレッジも効くし、
利益も現物より大きい。

キャピタルゲインメインだろうが、配当メインだろうが、投資先がダウ銘柄なら、
やってることは同じ。ただの投資思想論争。勝手にやってろって感じ。


ビザ株は1%未満の銘柄だが、株価の上昇が速く、増配が追い付かないから、
現在は低配当に見えるだけ。
10年前に買ってれば、投資元本ベースで配当利回りは数%に上昇してるし、
株価も今は約7~9倍。配当利回りも、キャピタル利益も両方獲得してる。
10年前のマイクロソフト株、ボーイング株も、上昇率は劣るが似たようなもの。

本当に、キャピタルゲイン狙うなら、配当する暇もない程のグロース株に投資するはず。
キャピタルゲイン主導なら、アルファベット、アマゾン、フェースブックのほうが有望。
金持ってるし、配当に回さない現金を将来の投資資金にできるし、
不景気になっても高利の社債でしのぐ必要もない。

バズワード(FAANG、GAMA、MVP)株や10倍株になった銘柄を後追いして、
キャピタルゲイン狙っても、大手機関投資家からみれば、もうすでに時遅し、
個人投資家は遊ばれているだけ。
個人投資家が、唯一、機関投資家に勝てるのが投資期間
機関投資家の運用ファンド(投資信託、ETF)、年金基金、政府系ファンド、生保などは、
誰かのために株式運用をしなければならない。
株式損がでると、その損の穴埋めのために、利益の出ている株を売らなければならない
状況もある。

個人投資家は、暴落で損を確定する必要もない、配当を貰って嵐を見過ごすことも可能。
組織(機関投資家)の多数決主義(リスク回避)や、顧客相手の商売じゃ、こんな
芸当は無理。

キャピタルゲインに比べれば、配当額なんて微々たるものだけど、
給料に比べたら、それなりの額にはなる。

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