ただし、配当分は考慮しない。
'50年1月末のS&P500株価終値が$17.05
'19年6月末のS&P500株価終値が$2,886.98
期間を70年
RRI(70, 17.05, 2,886.98)=7.61%
一般に知られているS&P500の年間複利利回り7%は正しい。
参考までに月数で834月で計算すると、
RRI(833, 17.05, 2,886.98)=0.62%
シミュレーション上は、S&P500の株価は毎月0.62%の複利で増えていることになる。
各年度の12月末のS&P500株価終値を前年比の上昇率推移を下記に示した。
ピンク線は、複利利回りの7.61%。
7.61%複利の債券ではないことが、かゆい痛いほどわかる。
株式だから、当然だけど。
すなわち、S&P500は過去70年間で複利の利回り7.61%を達成したが、
その70年の間に、正規分布に従えば、
68.3%の確率で、-7.73% から 25.05% の間をさまよう。
95.4%の確率で、-24.12% から 41.44% の間をさまよう。
99.7%の確率で、-40.51% から 57.83% の間をさまよう。
リーマンショックの約38%の下げは、99.7%の確率のなかに収まっていたことになる。
やっぱ、リーマンショックは大きいわ。100年に一度の意味が分かるね。
LTCMの破綻が小さく見える。
0 件のコメント:
コメントを投稿