書籍「史上最大のぼろ儲け」では、最終的に「ぼろ儲け」できたハッピーエンドの物語。
上記の書籍を読むより。映画「マネーショート」を見たほうが面白い。
ぼろ儲けするまで、すなわち、住宅価格が下落するまでの間は、
精神的にボロボロの展開が語られている。
いずれ起きるだろう暴落に賭けた訳だから、そのいつかを待ちわびた訳である。
その「いつか起きる」が来月なのか、来年なのか、数年先かはわからない。
先物、オプションを少しでもかじったことがあるなら、
知っているかもしれないが、期限付きが多い。
その期限内にある価格に達しないと、価値はゼロになる。
まさに「時間を買う」ような商品。
期限が迫ってきて、設定価格に達しないと、価値は下降する金融商品。
ベアETFの株価を見るとわかるが、株価は対象となる指数の下落率に対して、
ベアETFの下落幅は縮小する傾向にある。
指数100円が20%下がるのと,、80円が20%下がるのでは、下落幅値が異なるからだ。
そんなこと知ってどうする、て感じ。
長期投資家の利点は、「期間が長期であるということ」。
期間が長期であるとういうことは、下記のように言い換えることができる。
暴落(群衆心理)はいずれ起きるだろうが、
いつかはわからないのだから、手の出しようがない。
いつ起きるかとわかる、と己惚れるほど、損をする。
ゼロにならないよう祈るか、気絶して、持ち続けるだけ。
長期株式投資で「時間を買う」というが、正確には「時間を無視する」のが
正解のような気がする。
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