時代に取り残されるかもしれない。時代はもうデビットが主流になりつつあるのかも。
ビザとマスタの決済ボリュームに関して、クレジットとデビットカードの前年比は、
下記表で見ると、デビットカードのほうが良い。
そして、ビザはクレジットカード決済、マスタはデビットカード決済のボリュームが
首位になっている。すでに、マスタのほうがデビットカード決済に移行している。
ここに、ビザとマスタの戦略の違いがあるかもしれない。
Visa | Mastercard | |||||
Nominal payments volume | 2018 | 前年比 | Global dollar volume | 2018 | 前年比 | |
Consumer credit | $3,885 | 11% | Consumer credit | $2,520 | 11% | |
Consumer debit | $3,253 | 14% | Consumer Debit and Prepaid | $2,724 | 17% | |
Commercial | $925 | 14% | Commercial Credit and Debit | $657 | 13% |
デビットカードの場合、原則、クレジットカードのような与信審査が不要で、
指定している銀行口座の預金以上には使えない。
クレジットカードの様に、貸し倒れリスクがないので、
カード発行会社はそのリスクを負わなくて済む。
ビザ、マスタはカード発行会社ではないので、そもそも、そのリスクはない。
UnionPayも、クレジットカード決済ではなく、即時決済のデビットカード決済が主流。
中国ではまだ、与信審査のシステムが未成熟なのも要因かもしれない。
これから、ビザ・マスタの業績を見るうえで、クレジットカードのバズワードよりは
デビットカードのバズワードに注意したほうが良いかもしれない。
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