2019年6月21日金曜日

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ダウ除外前・後のアルトリアの株価推移.......株価下落3分の1に耐えられる?

フィリップモリスがダウ銘柄に採用された、1985年からのダウ平均株価上昇率比較推移。
ピンクの矢印の株価下落率がひどすぎる。
例えるなら、今のアップル株価$199が$66になるということ。

これを過去投資利回り20%以上の掴む投資チャンスと今だから言えるが...


$200の株が1年後に$66になって、
その値段で買うほどの度胸を持っている投資家がどれだけいる?
株価が順調に推移している株価を買うのが普通だろう。
シーゲル銘柄を買うのは、こういうとてつもない下落に立ち向かう必要があるかもね。
昔、路上に捨てられた吸い終わったタバコを拾っている人がいた。
数本まとめて燃えていない部分を集めて新たな1本にする。
株式投資と何が違う?
オワコンと言われた会社が、実は吸い終わっていない銘柄だったら。



ダウ銘柄から除外以降(2008年3月)のアルトリアとダウ平均の株価上昇率推移。
最近のタバコ銘柄の落ち込みが大きかったので、ダウ平均を下回っているかと思ったら、
過去の上昇率がダウ平均を上回っていただけで、今はその差を縮めただけだった。


1999年からのフィリップモリスの過去の下落率に比べると、まだ足りないし、
ダウ平均すらもかすかに上回っている。
2008年以降、株価が順調に推移した高配当増配銘柄のアルトリア株を買っていても、
過去のフィリップモリスの投資利回りを実現することはできない。

株価が半分になるほどの下落が必要だ。
前記事では、配当利回りから1999年から2002年のフィリップモリスの状況と似てきたが、
ダウ平均と比べると、まだ遠い。


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