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2019年3月31日日曜日

記事

配当キング、配当貴族、配当チャンピオンの3つの定義

The Motley Foolの記事を眺めていたら、配当に関して3つの定義が
あることを知った。

配当キング(Dividend King):50年間連続して配当が増加してきた株式
配当貴族(Dividend Aristocrats):S&P 500銘柄、25年間連続して配当が増加してきた株式
配当チャンピオン(Dividend Champions):25年間連続して配当が増加してきた株式

配当貴族と配当チャンピオンの違いは、S&P500銘柄に属しているか
属していないかの違い。

  • 配当キング(Dividend King):ここのサイトの確認で、25銘柄が該当。
  • 配当貴族(Dividend Aristocrats):ここのサイトの確認で、57銘柄が該当。
  • 配当チャンピオン(Dividend Champions):ここのサイトの確認で、133銘柄が該当。

ただ、上記の3つの定義に関して、連続増配で気を付けてほしいのは、
増配率は一言も加味されていない点。
0.01ドル=1セントでも増配すれば、連続増配になるということ。

増配の仕方によっては、年間連続増配よりも長期でみれば、金額で大きく
増配している銘柄があるかもしれません。例えば、
  • 0.5ドル増配して、3年後0.5ドル増配する銘柄Aの4年間の増配金額は1ドル。
  • 0.1ドルの増配を4年間続けた銘柄Bの4年間の増配金額は0.4ドル。
4年間の増配金額が高かったのは、連続増配記録を持たない銘柄Aとなる。

連続増配を目標とすると、どうしても将来への不安から増配率は小さくしようと
考えてしまう経営者もいるだろうし、そのため、年間配当率が低配当のままとなる
可能性も考慮しておこう。

誰か、増配率が2ケタ台の増配記録年数を10年以上持つ、
「配当クイーン」みたいな銘柄リストを作ってほしいなぁ。
そのリストのトップ銘柄の称号は、キラークイーンで決まりだなぁ。