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2023年12月10日日曜日

記事

配当がなかったら、長期投資ガチホは続けられんかった。されど配当。

超低配当でも課税されようとも、配当は有難い。
長期投資すると、投資期間は恐ろしく長期間になる。
その間、一銭も配当が入らずに、
含み益を眺めるだけで追加投資のみし続けるのは、
偏屈な俺でも無理。

コップの雫でのどの渇きを癒す、その雫が配当。
さすがに、投資している間、のどの渇きを癒せないのはきつい。

株式投資のメインはキャピタルゲイン(投資益)。
最初から、インカムゲイン狙いなら、
債券投資のほうが都合良い時期(今なら4%だし)もあるから、
長期の株式投資の妨げにもなる。
それでも、インカム(配当)がないと、
長期投資ガチホなら、いつまでたっても一息付けない状況になる。

配当も増配が継続すれば、複利効果のように膨らむ。
10%増配が10年続けば、当初の2倍越えになる。
株価のような勢いある上昇に比べれば、
霞むほどの複利効果だが、日々の株価のような変動はない。

俺は含み益がある保有銘柄のほとんどに手をつけて(利確して)いない。
唯一の例外は、住宅購入資金の一度切りだけ。

だから、今でもインカム(配当)でのどの渇きを癒している。
雫ではなく、水滴レベルまでになってはいるけど。
題名にあるように、配当なしで長期投資続けられたか?、
と問われれば、無理。

お金がお金を生むサイクルが出来上がっても、
それが机上レベル(含み益の拡大)では、いつまでたっても、
裕福になれない。手にするお金がないから。

20年30年と投資を続けるなら、
実際の利益を手にしないと続けられない。
高給社員なら、手にしなくても良いだろうけど。
俺は平均的な年収で過ごしてきたので、我慢できない。
ただ、その実際の果実を配当で賄えた(満足できた)のは
俺にとって幸運だった。
配当が少なければ含み益を崩していたから、
お金がお金を生む原資を減らすことになるから。

株式投資で配当狙いは邪道な部類だろうけど、されど配当だよ。
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2020年12月14日月曜日

記事

配当生活で心がけている事_市場の配当利回りに逆らわない

配当生活を試みようとすると、大方、高配当利回り銘柄に集中してしまう。
例を挙げれば、エクソン・モービル、シェブロン、AT&T、アルトリア。

配当生活で生産性を上げようとすれば、
少ない投資資金で配当額を大きく
そう考えるのは当然だろうね。

配当利回りの良い銘柄で、なるべく持続的な配当銘柄を探すから、
似たような銘柄ばかりが配当生活で紹介される。
株式市場では配当利回り5%以上の銘柄だと、大体限られるから。

5千万円で夢の配当生活が実現できるなら、1億円もいらないのかとなる。
逆に言えば、配当ばかりに関心が移ってしまい、
配当を生み出す投資元本の評価額を気にしなくなる。

結論を先に述べると、
配当生活で自慢すべきは投資元本の評価額であって、配当利回りじゃない。

「俺、配当利回り8%で配当生活実現できている、凄いだろう?」では響かない。
っていうか、俺なら軽蔑する。

「配当生活送っているけど、毎年、配当を生み出す投資元本が増えている」
これが聞きたい。

多くの庶民の生活は「労働から得た金で生活」している。
労働力はいずれ、年齢と共に衰える。だから、老後を心配する。

配当生活は「お金がお金を生みだす」ことで生活している。
配当生活が行き詰まるのは、配当利回りの低下ではなくて、投資元本の減少。
だから、何が何でも配当を生み出す投資元本の棄損には細心の注意を図る。

SPYやVOOの配当利回りが1%台なら、1%が「適切な水準」と市場は語っている。
配当生活のスパイスとして、高配当銘柄を組み入れることに反対はしないよ。
かつてのフィリップ・モリスのような輝かしい投資利回りを逃すぐらいなら、
リスクをとってでも入れておきたいもの。
でも、高配当銘柄だらけの配当銘柄ポートフォリオで、資産が増える気がしない。
資産が増えなければ、いずれインフレでやられてしまうから。

SPYとSPYDで、どちらの投資利回りが高いか検証したことある?
今すぐ手に入る配当(マシュマロ)に釣られて、
10年後の果実を逃している可能性すらある。
ある一定の財産築いてから、配当銘柄を買っても遅くはない。
財産無いうちから、配当ばかり追っても、財産は増えないと思うけど、どうかな。

配当ほど、惑わすものはないんだよな、株式投資の配当生活では。
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