高いPER値は、更なる高値のPERを目指す。
ズーム然り、テスラもそう。
これら銘柄の株価は、すでに将来の好業績が期待されているからPER値が高い。
業績期待により株価は上昇し、それに業績(EPS)が追いかける形。
業績よりも株価のほうが上昇スピードが速いから、必然的に高PERになりやすい。
株価は実際の業績発表を待たずに、それを織り込んで上昇するから。
それじゃ、PER値10台の低PERは「割安」かと言われると、何か違う。
成長見込みがないから、低PERのまま放置されている。
アップル株の過去の状況を見ると、わかりやすいかもしれない。
iPhoneが新鮮味を失い、今後、更なる上乗せの売り上げが見込めなくなったときに、
アップルがとった行動はサービス事業の拡大。
しかし、当時はサービス事業の拡大がiPhoneの売り上げ減をカバーできるとは思われず、
アップル株のPERは10台に落ちた。
やがて、アップルのサービス事業が軌道に乗り、
iPhoneの売り上げが予想よりも落ち込まないとわかると、
今のアップル株のPERは今30台までに上昇している。
今のアップルの株価上昇要因は、業績よりもPER値が上昇したことのほうが大きい。
PER値が10から30になれば、株価は3倍になる。
EPSが3倍になったわけではない。
じゃぁ、PER値が10台のときに買っていれば良かったとなるが、
その当時は「割安」だとは思われていないから、PER値が10な訳。
きっと、その当時の尺度ではPER値が10台でも「割高」と思われていたはず。
だから、割安な株価はいつまでたっても訪れない。
割安かどうかっていうのは、数値での感覚よりも、どっちかというと、
投資家の嗅覚みたいなものが試されているような気がする。
エクソン・モービルならオイルメジャーからエネルギー会社に変身できるから、
「長期で見れば、今の株価は割安だ」と思うのは、人間味のある投資家感覚。
多分、今のAIでも、こんな投資判断はしないだろう。
長期銘柄は愛着のある好きな企業という理由だけで十分じゃない。業績数値の尺度が全てではないからね。
業績よりも株価のほうが上昇スピードが速いから、必然的に高PERになりやすい。
株価は実際の業績発表を待たずに、それを織り込んで上昇するから。
それじゃ、PER値10台の低PERは「割安」かと言われると、何か違う。
成長見込みがないから、低PERのまま放置されている。
アップル株の過去の状況を見ると、わかりやすいかもしれない。
iPhoneが新鮮味を失い、今後、更なる上乗せの売り上げが見込めなくなったときに、
アップルがとった行動はサービス事業の拡大。
しかし、当時はサービス事業の拡大がiPhoneの売り上げ減をカバーできるとは思われず、
アップル株のPERは10台に落ちた。
やがて、アップルのサービス事業が軌道に乗り、
iPhoneの売り上げが予想よりも落ち込まないとわかると、
今のアップル株のPERは今30台までに上昇している。
今のアップルの株価上昇要因は、業績よりもPER値が上昇したことのほうが大きい。
PER値が10から30になれば、株価は3倍になる。
EPSが3倍になったわけではない。
じゃぁ、PER値が10台のときに買っていれば良かったとなるが、
その当時は「割安」だとは思われていないから、PER値が10な訳。
きっと、その当時の尺度ではPER値が10台でも「割高」と思われていたはず。
だから、割安な株価はいつまでたっても訪れない。
割安かどうかっていうのは、数値での感覚よりも、どっちかというと、
投資家の嗅覚みたいなものが試されているような気がする。
エクソン・モービルならオイルメジャーからエネルギー会社に変身できるから、
「長期で見れば、今の株価は割安だ」と思うのは、人間味のある投資家感覚。
多分、今のAIでも、こんな投資判断はしないだろう。
長期銘柄は愛着のある好きな企業という理由だけで十分じゃない。業績数値の尺度が全てではないからね。
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