2020年9月29日火曜日

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セミリタイアってFIREじゃないよね?

日本はセミリタイア、米国はFIRE。両者は別物。
何度も言うけど、日本はなんで「セミ」リタイアが流行る?
フルリタイアじゃダメなのか?

セミリタイアが悪い訳じゃないけど、なんか中途半端に感じる。俺は。
副収入(投資)に失敗しても労働収入があるから安心。
リストラされても副収入(投資)があるから安心。
まぁ、いいとこどりかもしれんね。

でも本当の理由は「肩書き」を失うことなんだろうな。

会社員でもなきゃ自営業でもない、職業不詳は怪しさ満点だから、
フルリタイアは「無職」扱い、例え資産が数億円あろうが「無職は無職」。
隣の億万長者でもあるし、隣の無職でもあるわけだ。

日本での定年年齢に幅(65-70歳)が出たとは言え、
日本に定年(公的年金支給開始年齢)の考えがある限り、
その年齢まで働いているのが常識とされるんだろうな。
だから、そこまでは何かの肩書を維持しないと、居心地が悪いというか、世間体が悪い。

資本収入(配当)が十分あっても労働収入しなきゃと思うセミリタイアって、
なんか株式投資で成功して会社からの束縛から離れられたのに、
結局、会社の束縛があったほうが生活にメリハリあるよね、ってどこかで思っている。

結局、数十年続いた生活習慣を止める勇気は沸いてこない。
お金の問題でもないんだろうな。
セミリタイアって、日本独特のような気がする。

欧米なら、早期リタイアしていいし、リタイア後また働いてもいいらしい、
実際はどうかしらんけどさ、
年齢じゃなく専門知識とかその人の労働力を見るんだろうな。

でも日本だと、一度リタイアすると再就職は困難だから、
セミリタイアでもあるんだろうな、
経歴書に無職の期間があるのは「やばくね」となる。

クソ爺になって、肩書にしがみ付く人生はまっぴらごめんだな。
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