かつてはダウ銘柄でもあったフィリップ・モリス。
シーゲル氏が担ぎ上げたおかげで、高配当銘柄に君臨する。
じゃぁ、アルトリアを買っておけばいいのか?
それとも、フィリップ・モリス・インターナショナルを買っておけばいいのか?
シーゲル氏がどのように計算して、
フィリップ・モリスの投資利回りが抜群に良かったかは、私は知らない。
しかし、ダウ銘柄採用されていたころのフィリップ・モリスは、
今のアルトリアともフィリップ・モリス・インターナショナルとも違う。
食品事業の売り上げ比重もそこそこにあったからね。
過去の記事でも書いていたけど、
ダウ銘柄採用時にフィリップ・モリスを持っていれば、
今では下記の銘柄を持っている。
フィリップ・モリス100株に対して
①アルトリア:100株
②フィリップ・モリス・インターナショナル:100株
③モンデリーズ・インターナショナル:69株
④クラフト・フーズ:23株(今はクラフト・ハインツ)
①~③は増配を維持している。④はハインツと合併後、業績悪化で減配。
ダウ銘柄のフィリップ・モリスを買っていた人は、
①~④の4つの企業に分散投資していたということ。
アルトリア、フィリップ・モリスの株価が低迷していても、
ここ最近のモンデリーズの株価上昇で多少は救われる。
クラフトハインツは「やらかした」感満載、ハインツと合併さえしなければとは思う。
長期投資していくと、企業分割で銘柄数が増えていく経験はよくある。
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