2020年7月31日金曜日

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アップルの株式分割は、ダウ銘柄への思いやりかな

アップル株は、ダウ銘柄に採用される前は株価600ドル台。
これではダウ銘柄に採用されにくいと思ったのか、
それで1:7の株式分割を実施して、
値嵩株の修正(株価100ドル付近に)を行った。

ダウ30銘柄のなかで、今株価が高いのはアップル。
昨日は300ドル台後半、たぶん今日で400ドル台。
その次は、Unitedhealth Group, Incの300ドル台前半。

まぁ、株価だけをみるとアップルだけが、今のところ飛びぬけている。
かつては、ボーイングが390ドルの株価を付けていたが、今では100ドル台。

ダウ平均株価指数は、値幅が大きければ大きいほど、影響がでかい。
30銘柄の株価を単純に加算して、除数で割るだけ。

ファイザー株価40ドル台の1ドル下落、
アップル株価400ドル台の1ドル下落、が指数では同じ扱い。
えーちょっとそれはないよね、となってしまう。

①株式分割すると発行済み株式数が増える
②自社株買いをして発行済み株式数を減らす
①、②を繰り返すと、発行済み株式数が永久に減らない。
儲かっている分には、ずーーっとこれが続くんだな。

2014年前半から持っていれば、
2回の株式分割(1:7、1:4)で保有株式数は28倍に増える。

一般論として、株式分割をするには将来の業績に自信があるからする。
株式分割後、業績悪化でアップル株価が30ドル台位までに低下すると、
株式分割しなきゃ良かったとなる、分割しなきゃ120ドル台で済んだのにと。

株価2桁のダウ銘柄と、3桁の銘柄に良い悪いはないが、
どうも2桁だと心理的に見劣りしてしまう感じを受けてしまう。
株価2桁のほうが1株単位で買いやすくはあるから、良い面もあるんだけど。

さすがに株価1桁はまずいだろうけど、ダウ銘柄で。

アップルはアメリカのアイコンなんだな。
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