2020年7月29日水曜日

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配当生活で怖いのは高配当に釣られて資産を減らす事

高配当銘柄のあるある、ね。
「配当利回りから考えれば、これ以上の株価下落は超お買い得」
これ完璧に間違い。

「配当利回りから考えれば、これ以上の株価下落は減配、無配を示唆している」

年間配当利回り10%近くも行けば、どう考えてもおかしいって。
8%でもおかしい状況だよ、それが1年も続けば。

メーシーズ、オキシゲンは確か10%越えだったような気がするけど、
無配、減配はあっけなく行われた。

配当いらないから、この株価で買ってくれと騒いでいるのに、
配当利回りが高いだけで買っているんだよ。
債券、不動産じゃあるまいし。

株価変動の結果が、配当利回り。
この配当利回りなら「買い」だ、っていうのはあり得ない。
株式投資を配当利回りで考えることは普通しないっていうか、しないだろうに。
だから、配当利回りで銘柄を買ってはいけない。株価が全て。

配当生活を夢見ると、つい、配当利回りで見てしまう。
これは仕方がない。避けようがない。

しかし、株価が下落中の高配当銘柄には気を付けたほうがいい。
株価が上昇基調になってから、買っても遅くはない。高配当なんだから。

配当生活の基本は投資元本。
資産額が大きければ大きいほど、低配当利回りのグロース銘柄に投資できる。
これは、配当生活を維持するにも大きなアドバンテージ。

例えば、資産額7千万円でアップル、ビザ、マイクロソフトでの配当生活は難しい。
年間配当金額は100万円にもならない。
だから、アルトリア、AT&T、DOWのような銘柄構成になってしまう。

将来はわからないから、どの銘柄が正解じゃないんだけどね。

配当生活を始めたときがスタートじゃない、配当生活を維持できてからがスタート。
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