私から言えば、長期投資で最も難しいのは、「売らない」こと。
売らなきゃ儲けられないのだから、
長期投資もあったもんじゃないかと、言われそうだが。
保有銘柄の株価が1.5倍になったら、
全部売らなくても、少しは売って利確したくなる。
残りはガチホし、利確もできるから「いいこと」尽くめ、だと言い聞かせる。
株価が2倍になったら、さらに少しずつ売っていく。
しかし、貴方の投資能力が優れていて、
その銘柄が10年後に10倍株になったら、どう思う?
自分の投資能力を否定して、
少ない保有株式数でしか含み益を得られなかったこと。
株式投資で損すると、「買わなきゃ良かった」
株式投資で少ない利益で満足していると、「売らなきゃ良かった」となる。
そして、最後に最悪な売りは、「含み損」を「含み益銘柄」で解消すること。
50万円の含み損銘柄Aを処分したいのだが、含み損には耐えられない。
100万円の含み益銘柄Bも分散銘柄として持っているので、
これも処分すれば、合計の含み益は50万円となる。
これで、今年の株式投資は50万円の利益確定だから、まずまず、だと。
含み損を解消するために、分散投資をしているわけではない。
分散投資するのは、長期で飛躍的に伸びる銘柄を長期で持ちたいのだが、
30年間も1銘柄に集中するにはリスクがあり過ぎるので、数銘柄以上に分散する。
その数銘柄の中には、逆に含み損を抱える銘柄も出てくるが、仕方がない。
企業にも、業種による運・不運があるのだから。
最初の問題に戻ると、長期投資では「いつ儲けるのか」。
「他の収入が途絶えた時(退職かな)に、長期投資の含み益を吐き出せ」ばと思う。
それか、自宅を購入するときとか。
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