2020年7月15日水曜日

記事

長期投資では、含み損をいつ実現益にするのか?

株式投資で難しいのは「売り時」と言わているが、
私から言えば、長期投資で最も難しいのは、「売らない」こと。

売らなきゃ儲けられないのだから、
長期投資もあったもんじゃないかと、言われそうだが。

保有銘柄の株価が1.5倍になったら、
全部売らなくても、少しは売って利確したくなる。
残りはガチホし、利確もできるから「いいこと」尽くめ、だと言い聞かせる。
株価が2倍になったら、さらに少しずつ売っていく。

しかし、貴方の投資能力が優れていて、
その銘柄が10年後に10倍株になったら、どう思う?

自分の投資能力を否定して
少ない保有株式数でしか含み益を得られなかったこと。

株式投資で損すると、「買わなきゃ良かった」
株式投資で少ない利益で満足していると、「売らなきゃ良かった」となる。

そして、最後に最悪な売りは、「含み損」を「含み益銘柄」で解消すること。

50万円の含み損銘柄Aを処分したいのだが、含み損には耐えられない。
100万円の含み益銘柄Bも分散銘柄として持っているので、
これも処分すれば、合計の含み益は50万円となる。
これで、今年の株式投資は50万円の利益確定だから、まずまず、だと。

含み損を解消するために、分散投資をしているわけではない。
分散投資するのは、長期で飛躍的に伸びる銘柄を長期で持ちたいのだが、
30年間も1銘柄に集中するにはリスクがあり過ぎるので、数銘柄以上に分散する。

その数銘柄の中には、逆に含み損を抱える銘柄も出てくるが、仕方がない。
企業にも、業種による運・不運があるのだから。

最初の問題に戻ると、長期投資では「いつ儲けるのか」。
「他の収入が途絶えた時(退職かな)に、長期投資の含み益を吐き出せ」ばと思う。
それか、自宅を購入するときとか。

住宅ローンと違い、株式投資は計画的に事が進まない。将来が見えないから、リターンも当たればでかい。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ






0 件のコメント: