新製品や新サービスの噂や発表で株価が上昇したり、
訴訟や災害要因などで株価は先行的に下落するだろうけど、
最終的な株価のよりどころは、1株当たりの利益。
時代や景気動向によりPER値は揺れ動くが、
EPSが上昇しないことには株価は最終的に上昇しない。
って思っている。
期待が絶望に変わるのは、期待したEPSが達成できなかったとき。
悲観が楽観に変るのは、思ったほど業績が悪くなかったとき。
EPS×PER=株価
EPSを上昇させるには、利益額を上昇させる、か、発行済み株式数を減らすかだ。
利益額が変わらないのに、EPSが上昇するなら、自社株買いを疑う必要がある。
バランスシートを見て、自社株買いの資金手当てが何かを探らないと。
保有する現金なのか、社債、借入?
増配も同様に、注目する必要がある。
増配以上に利益が上昇していなければ、注意すべき。
配当性向で無理していないか?
キャッシュフローは?
配当貴族銘柄の中にも、一時的に配当性向が高くなってしまう銘柄がある。
減益発表でも、配当貴族銘柄の宿命で、すぐに減配はできない。
財政基盤は揺るぎないが、できることなら、
四半期配当はその四半期の利益額から支払って欲しいと願う。
過去の資産を取り崩すとなると、あと何年持つかとなる。
株価は先行して数値が動く、裏付けは後からEPSが追ってくる。
タバコも石油株も、このまま配当が維持できるかは、最終的にはEPS次第。
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