というか、リスクを取らせてはくれない。
業務手順はどの社員が遂行しても大した差異が生まれないように出来上がっている。
仕事が取って来れるのも、会社名があってこそ。
自分の勤務に専念できるのも、総務のお陰。税金、社会保険は会社がやってくれる。
『自分で仕事をとってきて一人前』とか抜かす先輩もいるが、
取引先は貴方の所属している会社名を信用している。
大企業ほど、会社員は自由に仕事ができない。
だから、間違いも失敗も経験しないように事前にチェックされる。
何回、企画書を書いて稟議書を通さなければならない?
世渡り上手が出世するのが良くわかる。
あの上司にはこの論調の企画が通りやすい、とかの社内知識が重要となってくる。
そこにはあるのは、「組織の掟」。
社員が仕事で間違ってばかりは困るから、ルールで縛る。
悪いことじゃないよ。そっちの方が楽、既存事業の延長なら。
専業株式投資なら、勝手は全く違う。つねにリスクをとる。
上司、取引先、同僚に頼ることもない。
株式投資の手法は数あれど、どれかに従えば良い、というものでもない。
株式投資に、会社業務のような決まりきった手順書はない。
最初は誰も株式投資はわからないから、失敗だらけで、散々な目に会う。
ビギナーズラックもあるかもしれないが、長続きしない。
株式投資を長続きさせるのは、本当に苦労する。
どうやったら、億までたどり着けるんだとなる。
自分で考えて、投資して、結果を見て、
そして、再度考えて、投資して、結果を見ての繰り返し。孤独だな。
誰かのせいにはできない。
でも、自分で投資して、投資成果を出したときの爽快感といったら、
これは何物にも代えられない。
ましてや、30年間の保有銘柄なら、なおさらだよ。
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