分散、現物、長期の有難味が分かる相場状況＿この相場経験を生かせよ

交通渋滞で、なんでこんなに混んでるんだよ、ってお前も運転しているからだよ。
何でこんなに株価下落してるんだよ、お前も売ってるからだよ。

現物買いで長期（永久）投資をしている人なら、
今までの含み益を失っている可能性が非常に高いはず。
俺もだけどね。

含み益っていうのは、『信用創造』による産物。
含み益が消えたからと言って、誰かにその利益が渡っているわけではない。
株式市場の全銘柄の時価総額は、市中に出回っている現金以上だろうな。
自信ないけどさ。

こんなことは、リーマンショックでも、チャイナバブルでも経験したこと。
含み益が減り続ける不安に駆られるだろう。
（もしくは、含み損が膨らみ続ける恐怖）
それも毎日。
上昇相場の時も膨らむ含み益ににんまりしていたんだから。
それも毎日。

だったら、それを2年おきにしてみ。

さて、先人の投資家の人たちの言葉を思い出そう。

現物

→現物投資は、自分で投資時間を決められる自由が与えられたことになる。

　1日でもいいし、30年持っていてもいい。

　先物やオプションだと期限付きが大半だから、

　不測の事態に対応できないリスクが存在する。

　まさに、今年、新型肺炎で株式市場が崩れるとは誰も思ってみなかったのだから。

長期

→まぁ、個人的には１０年以上は持つべきだと思う。

　資本主義社会って、経済成長していかないと辻褄合わないよね。

　学者じゃないからわからんけど。

　不景気になると、どこの政府も株価対策で躍起になるんだから、今のご時世は。

　不景気だから、ゴールド価格を上昇させるような金融政策はとらんぞ。

分散

→１０銘柄保有していて、数銘柄が紙くずになっても、あわてるな。

　そのために、分散投資したんだろう。

　数銘柄バーガー株になれば元は取れる。

　あなたは銘柄選択を間違ったかもしれないが、

　経営者が経営判断の過ちを犯して倒産したということは、

　貴方以上の馬鹿がいたんだから安心しろ。

今のこの相場状況を経験しておけ、次の10年後の暴落相場に役立つから。見過ごすなよ。
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