年度 | Altria | Visa | ||
四半期配当額 | 年度末株価 | 四半期配当額 | 年度末株価 | |
2008 | $0.320 | $15.06 | $0.105 | $52.44 |
2019 | $0.840 | $49.91 | $1.200 | $835.24 |
2008年度末の株価を参考に、1,000ドルずつ両銘柄に投資したとする。
アルトリアは66株、ビザは19株買えたので、
それが2019年度になると四半期配当額はいくらになるのか。
年度 | Altria66株投資 | Visa19株投資 |
2008 | $21.120 | $2.000 |
2019 | $55.440 | $22.800 |
10年経過しても、アルトリアのほうがビザよりも2倍近く配当額が貰えている。
ただし、アルトリアは10年で配当は約2倍強、ビザは10倍強なので、
両銘柄の上昇基調次第では、いずれ受領四半期配当額の逆転する可能性もある。
ビザ上場後の凄まじい増配率2桁上昇をもってしても、
10年程度ではまだアルトリアの配当額には追いつけない。
配当生活達成を第一に考えると、
キャピタルゲインはとりあえず後回しで、
初期投資の配当利回り
と
配当の絶対(増)額
が主目的となる。
0.8ドルの増配率5%分は、0.04ドル。
0.2ドルの増配率20%分は、0.04ドル。
増配率5%と20%では大きな違いだが、結局は同じ0.04ドル。
配当生活に必要なのは、増配率の大きさではなく、(増)配当額。
ビザの配当金額が大きくなって、将来も増配率2桁が維持されれれば、やがてはアルトリアを凌ぐ可能性もあるが、それは長期投資と同様に、複利のマジックが見えるまで待たなければならない。
ビザ上場からの10年では、まだ足りなかったようだ、配当だけはね。
キャピタルゲインからみれば、ビザの圧勝だということは忘れていないからね。
配当生活に必要なのは絶対額。利回りとか増配率は二の次。
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